■こならの森79号■1994.11発行
C・o・n・t・e・n・t・s
■こならの森12月号■
おぞねとしこのポエム…はなやつで……………3p
その他の情報…秋のフリスビー……4p
「ロッキンオン」…金子マリ……5p
知らんの5つの市…たこ七……………6p
結婚しました…須永正幸さん&まゆみさん…94/9/18=7p
特集…ランかスター紀行………8-15p
協賛店マップ…………………………16-17p
JC・JOURNAL………………18-19p
インフォメーション94………20-25p
22-23p猫バス
現代国語/カクテル………26p
書評・絵本紹介………………………27p
海棠市子の映画評……………28p
杜 @皇が占う今月の運勢…………29p
新・こならの森から…………………30p
■■■■■■■■■■■
【本文抜粋記事】
「ロッキンオン」…金子マリ……
金子 マリ(またはMAMA)
つ~いに女性アーチィスト初登場ぉ~!! 日本人の女性シンガーはほとんど嫌い、という私がダントツ、いやもう唯一好きな人、金子マリさん。おおらかで、強くて、やさしくて、愛に溢れていて、引き込まれる実力の持ち主。ホントに素敵な女性。マジで憧れやもん@ 当然、歌は最高!
「声量はない、表現力はない、だけど顔(立場)だけは一人前以上」っていう、流行のガールズポップ連中じゃ、束になって逆立ちしても敵わない天賦の歌姫!〃下北沢のジャニス〃の異名はダテじゃないよ。心臓を掴まれるような、圧倒的な歌を歌うからね。他にそんな日本人シンガーっていうと、私は美空ひばりと大失郁史(しつこいけど毎度おなじみSHADY DOLLS)くらいしか知らん。とにかくパワフルでソウルフル! その歌唱力はハンパじゃない。何度ライヴ行っても烏肌立つもん。言わしてもらうど、吉田〇和を最高だとか言ってるヤツは、マリさん聴いたことないだろう。マリさんの、むしろ歌詞がジャマに思えるほど、感情(魂)が迸るボーカルを聴いたら、あの耳を突き抜ける高音は胡散臭いだけだぜ(おお、久々に挑戦的な発言)さらにマリさんの魅力といえば、かのジャニス・ジョプリンに匹敵する才能を持ちながら、ちっとも葢ってないこと。ナチュラルで、全然片意地張って生きていないんだ。だから無欲。いっくらでも世界に出ていける人なのに、全然、出しゃばらんのよ。ただ私はこれは少々もどかしいんだけどね。もっと表に出て歌って欲しいよ。ジョニー吉長氏のよい妻であり、二児(確か)のよい母なのはわかるんだけどさ。十年近く前、マリさんが引退して家庭に引っ込もうとしたとき、Charと忌野清志郎が必死で止めたのも当然だって。マリさんほどのシンガーは他にいないんだから。でもまぁ、無理してほしくないから、今のままでも十分か。で、家庭メインで歌っていたから、ずっとゲストやコーラスでしか歌ってなかったマリさんだけど、お子さんの手も離れた現在、ようやくMAMAというバンドを組んで不定期ながらライブをやってます。アルバム『Wie Pie (神の石)』が出てるから、とりあえずみんなはそれを聴くだな。絶対、KOされるぜ~!
★今月の〃CITTAの呪い〃
何度行っても、ロクなことがない川崎クラブチッタ。開場時間が押して極寒の中を40分も持たされる。客がまだ入場中に開演する。オールナイトライブでオールスタンディング。ステージ撮影をミスる。差し入れのシーバスを割る。川崎駅を寝過ごす………だがら今回も行きたくなかったんだけど、久々のMOJOのワンマンライブだっていうから無理に行ったのさ。だ~がしかし、始まってみたら前座1時間半、メイン1時間という時間割り。これのどこがワンマンだって!? チツタ~!
★今月の感動
SIONって、いっつもダボッとした長袖の服を着てたじゃん。実はそれって昔患った小児マヒのせいで、右腕がちよっとだけ不自由で小さいのを隠すためだったんだ。これはSIONのすごいコンプレックスだったから、結構タブーになってたんだよね。ところが、10月10日の10周年記念ライブのアンコールで、SIONは初めて上着を脱ぎ右腕を人目に晒した。もちろんコメントなんてなかったけど、右腕のことを知ってる連中はほとんど泣いてたよ、SIONの勇気に。私? 私は泣くよりむしろ、ようやく自らのカセを解き放ててSION良かったねって、ホッとして微笑んじゃったよ。
★今月のすっぽかし
と、そんな感動をくれたSIONなのに、2日後のチャボのライヴをすっぽかしました。チャボが参加したアルバムもサンプルを送ってないそうだし、オヤジ~、ヒンシュク買いまくりだぞ~。あのエミさん(チャボのマネージャー兼事務所社長)を敵に回すなんて、そのほうがよっぽど勇気あるわ。
C・o・n・t・e・n・t・s
■こならの森12月号■
おぞねとしこのポエム…はなやつで……………3p
その他の情報…秋のフリスビー……4p
「ロッキンオン」…金子マリ……5p
知らんの5つの市…たこ七……………6p
結婚しました…須永正幸さん&まゆみさん…94/9/18=7p
特集…ランかスター紀行………8-15p
協賛店マップ…………………………16-17p
JC・JOURNAL………………18-19p
インフォメーション94………20-25p
22-23p猫バス
現代国語/カクテル………26p
書評・絵本紹介………………………27p
海棠市子の映画評……………28p
杜 @皇が占う今月の運勢…………29p
新・こならの森から…………………30p
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【本文抜粋記事】
「ロッキンオン」…金子マリ……
金子 マリ(またはMAMA)
つ~いに女性アーチィスト初登場ぉ~!! 日本人の女性シンガーはほとんど嫌い、という私がダントツ、いやもう唯一好きな人、金子マリさん。おおらかで、強くて、やさしくて、愛に溢れていて、引き込まれる実力の持ち主。ホントに素敵な女性。マジで憧れやもん@ 当然、歌は最高!
「声量はない、表現力はない、だけど顔(立場)だけは一人前以上」っていう、流行のガールズポップ連中じゃ、束になって逆立ちしても敵わない天賦の歌姫!〃下北沢のジャニス〃の異名はダテじゃないよ。心臓を掴まれるような、圧倒的な歌を歌うからね。他にそんな日本人シンガーっていうと、私は美空ひばりと大失郁史(しつこいけど毎度おなじみSHADY DOLLS)くらいしか知らん。とにかくパワフルでソウルフル! その歌唱力はハンパじゃない。何度ライヴ行っても烏肌立つもん。言わしてもらうど、吉田〇和を最高だとか言ってるヤツは、マリさん聴いたことないだろう。マリさんの、むしろ歌詞がジャマに思えるほど、感情(魂)が迸るボーカルを聴いたら、あの耳を突き抜ける高音は胡散臭いだけだぜ(おお、久々に挑戦的な発言)さらにマリさんの魅力といえば、かのジャニス・ジョプリンに匹敵する才能を持ちながら、ちっとも葢ってないこと。ナチュラルで、全然片意地張って生きていないんだ。だから無欲。いっくらでも世界に出ていける人なのに、全然、出しゃばらんのよ。ただ私はこれは少々もどかしいんだけどね。もっと表に出て歌って欲しいよ。ジョニー吉長氏のよい妻であり、二児(確か)のよい母なのはわかるんだけどさ。十年近く前、マリさんが引退して家庭に引っ込もうとしたとき、Charと忌野清志郎が必死で止めたのも当然だって。マリさんほどのシンガーは他にいないんだから。でもまぁ、無理してほしくないから、今のままでも十分か。で、家庭メインで歌っていたから、ずっとゲストやコーラスでしか歌ってなかったマリさんだけど、お子さんの手も離れた現在、ようやくMAMAというバンドを組んで不定期ながらライブをやってます。アルバム『Wie Pie (神の石)』が出てるから、とりあえずみんなはそれを聴くだな。絶対、KOされるぜ~!
★今月の〃CITTAの呪い〃
何度行っても、ロクなことがない川崎クラブチッタ。開場時間が押して極寒の中を40分も持たされる。客がまだ入場中に開演する。オールナイトライブでオールスタンディング。ステージ撮影をミスる。差し入れのシーバスを割る。川崎駅を寝過ごす………だがら今回も行きたくなかったんだけど、久々のMOJOのワンマンライブだっていうから無理に行ったのさ。だ~がしかし、始まってみたら前座1時間半、メイン1時間という時間割り。これのどこがワンマンだって!? チツタ~!
★今月の感動
SIONって、いっつもダボッとした長袖の服を着てたじゃん。実はそれって昔患った小児マヒのせいで、右腕がちよっとだけ不自由で小さいのを隠すためだったんだ。これはSIONのすごいコンプレックスだったから、結構タブーになってたんだよね。ところが、10月10日の10周年記念ライブのアンコールで、SIONは初めて上着を脱ぎ右腕を人目に晒した。もちろんコメントなんてなかったけど、右腕のことを知ってる連中はほとんど泣いてたよ、SIONの勇気に。私? 私は泣くよりむしろ、ようやく自らのカセを解き放ててSION良かったねって、ホッとして微笑んじゃったよ。
★今月のすっぽかし
と、そんな感動をくれたSIONなのに、2日後のチャボのライヴをすっぽかしました。チャボが参加したアルバムもサンプルを送ってないそうだし、オヤジ~、ヒンシュク買いまくりだぞ~。あのエミさん(チャボのマネージャー兼事務所社長)を敵に回すなんて、そのほうがよっぽど勇気あるわ。