中国、海洋権益問題めぐり日米豪戦略対話を批判

中国、海洋権益問題めぐり日米豪戦略対話を批判

[上海 7日 ロイター] - 中国は7日、日本、米国、オーストラリアに対し、同盟関係を口実に東シナ海と南シナ海での領有権争いに介入すべきでないと警告し、当該地域の緊張をあおらないよう求めた。

岸田文雄外相、ケリー米国務長官、オーストラリアのビショップ外相は4日、インドネシアのバリ島で3カ国戦略対話を行い、この海洋権益争いの問題について議論した。

中国はここ数年、東シナ海に浮かぶ尖閣諸島をめぐり日本と対立、南シナ海の諸島をめぐってはベトナム、フィリピン、台湾、マレーシア、ブルネイと長く領有権争いを展開している。

米国務省のウェブサイトによると、米国、日本、オーストラリアは戦略対話の共同声明で、東シナ海の現状を変更し得る「威圧的で一方的な行動」に反対すると表明。南シナ海で領有権を主張している国々に対しても、安定を脅かす行動を控えるよう呼びかけた。

中国外務省の華春瑩報道官は7日、「米国、日本、オーストラリアは同盟関係にあるが、これを領有権争いに介入する口実にすべきではない。そうでなければ、問題をより複雑にし、すべての関係国の利益を損なう」と警告した。




なんでもほしがるワガママ女みたいだな中国は。
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