
「夫婦恵比須」て言いますばってんが別に夫婦や無うてもかまいまっせんとよ。
昨年はけん坊ママと一緒に手あげて「夫婦絵馬」ばもらいましたもん。
絵馬は建太夫婦にプレゼントしましたです。何でもありの博多の祭りです。
もともと博多は海に面した漁師町でございます。
大黒流須崎町二区はもともと「鰮町(いわしまち)て言いよりまして
今も水法被の意匠は「い」の字です。

※話は違いますばってんが山笠の町で水法被の字が
ひらがなのとは「大黒流」だけ「つ(対馬小路1区2区)」「す(須崎1区3区)」
それに「い(須崎2区)」です。ちなみに古門戸町は「古」です。
下の「古」は古ノ一のかすれこ、この二は同じ「古」でも
書体が違います。



日本の他の漁師町同様、大漁の恵比須様ばお祭りして12月に
お祭りばします。(エビスビールの恵比須さんも鯛とつりざお持っとりまっしょうが)

他の町と違うとは「松囃子」見てもわかるごと
博多は日本で唯一、男恵比須と女恵比須がおりますけん
「夫婦恵比須」て言いよります。
博多は大昔は漁師町と岡の農地町が共存しとりまして
山笠の時お互いば表敬する時、漁師町(大黒流)は
相手に合わせて五穀豊穣の縁起の良か「大黒様」ば
飾り立て表敬しました。
逆に農地町(恵比須流)は漁師町に縁起の良か大漁の「恵比須様」ば
飾り立てて表敬しました。
これが「大黒流」「恵比須流」の名の由来です。
飾りの人形がそのまま流の名前になって本来、町の形態とは
逆の名前になっとるとも面白かとこですね。
この縁起の良か神様にあやかろうて「魚町」は
毘沙門天さんば飾りたてろうていうごとなって
「福神流」になったとが今の松囃子の「三福神」の起こりですたい。
知っとった?
ばってんが博多もだんだん人口も増え大都市になってきて
商人(あきんど)の町になって来てその名は「松囃子」「山笠」に
残るだけになって来たとです。
松囃子ではこの三福神(いずれも横筋の流)以外の流(縦筋の流、土居、呉服町、東町、西町)は「稚児流」ばそれぞれの流の各町が順番に当番ば務めよりました。
現在の「夫婦恵比須」は商売繁盛、家族が円満で来年も
安寧に暮らせるごと、家族の幸せはぼろもうけの商売繁盛や無うて
そこそこ幸せに・・その基本は「夫婦円満」ていうことで
「夫婦恵比須祭」が執り行われとります。
年の最期の運だめし
「ヨーシャンシャン、ま一つシャンシャン、ヨ~」で終わるとが
「恵比須手いっぽん(山笠の手いっぽんとは違います)」
最後の手ば入れたら福の逃げてしまいますけん御用心。
手のひらも広げたら間から福の逃げますけん御用心。
あくまで来年もそこそこの暮らしが出来ますように・・ですばい。
このお話はここまで・・・・ためになりまっしょう?
さてさて
いつもの土曜日は掃除洗濯して空気の入れ替えの日ですばってん
おいしゃんのマンションが先月末から外壁補修のありよりまして
窓と言う窓がビニルで密封されて、窓開けられんし
おまけに洗濯機ばベランダに置いとうけん洗濯もされまっせん。
おまけにベランダにおいとった荷物やらゴミ箱も部屋の中さぃ・・
ただでさえせばか部屋が足の踏み場の無かごとなっとりますと。
そいけん今朝はけっつまずいて嫌というほど足の小指ばベッドの角に
ぶつけましたと。「あ痛~す」てそん時は思うただけやったばってんが・・
「買うたばっかりのとぃまたプリンタのインク漏れかいな?」
て思うほど部屋に「マゼンタ」のぽたぽたが・・・
インクや無うて血やんかいさ

とりあえず止血して夕方の仕事に出かけたらだんだん小指がジンジンして来るや無かですか?
トイレ入って見て見たら

洗うたばっかっりの靴下が・・・・

とりあえず血は止まったものの帰りついた部屋の中で
足元ばミヤオがまとわりつくけんまた嫌て言うほどぶつけまた出血・・

汚か足ですいまっせん・・

目の遠なって絆創膏貼るともやおいきまっせんと

やっぱり猫はすかん。危なかもん。
昨日、U介が博多カレンダー届けてくれました。
おいしゃん6月のページに載ってます。
向こう側の山台の中央、八文字ば指導しよるところ。
手前はやりそこのうてやっさし直ししよる山台・・・・
サニトラ君、これ言うたらいかんかったかいな?

今朝の遅いブランチは「シチュー」・・・・

テレビで見たコウケンテツの10分で出来るシチューば試してみました。
おいしゃんなりにアレンジはしてみましたばってんが美味かったです!
明日はこれでグラタンにアレンジしょうて思いよったら
先ば読んで周ちゃんに「明日はグラタン?」て指摘されてしまいました。
夫婦恵比須の西門蒲鉾、しゃきしゃきっとして美味しかとばってんが
懐かしか「カマバタ」にして一杯やりながら書いとります。
