全国の祭りも自粛で取りやめになる中
博多の「どんたく」「博多祇園山笠」は元気に行われます。
戦後博多が空襲で焼け野が原になった時
博多では復興祭としてどんたく、山笠ば同時に開催し
元気ば盛り返した歴史のあるけんです。
落ち込んどってばっかりじゃあいかん
景気回復にちーとでも貢献せないかん
ばってんその昔、山笠ば舁かんで災害復旧に繰り出した
歴史のあるとです。
おいしゃん、親父から聞いとりました。
1953年6月末、西日本一帯ば襲った大水害。
県内でも二百五十九人が死んだ西日本大水害の年です。
全国から支援の手が差し伸べられる中、「祭りどこや無かろう」て
県災害対策本部から中止の申し入れがあったげな。
那珂川下流の井堰が決壊し堅粕やらで流域数百ヘクタールの田んぼが取水できず
田植えが出来ず米が作れんて言うことで
各流は法被姿で修復作業に携わり、土嚢運びばしたそうです。
井堰の復旧は追山2日前の13日に終わったげな。

当時の博多山笠期成会(振興会の前身)は中止の申し出に
答えば出さず各流の自粛にゆだね
中止はせずに復旧作業の合間に回数ば減らして山ば舁いたげな。
現在も交通規制問題やらで警察から厳しく通達のあります。
山笠も信号守れ・・やら
そのくせ福岡市が絡む集団山見せやらは天神中心部ば
規制して走らせますもんね
福岡の宣伝にゃあ山ば使うばってん・・・
あんまり言いよったら怒られるけん
この辺で
チャンチャン
にしとこう・・
今年も山は走ります・・・