見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

質素で豊かな生活を送る家

2006-09-17 00:14:20 | 生き方・生活
全国的に広がりつつある滞在型市民農園「クラインガルテン」の生活が魅力的です。
「クラインガルテン」とは、発祥の地のドイツ語で「小さな庭」。
日本では主に滞在型市民農園のことを「クラインガルテン」言い、多くの場合、ラウベ(休憩小屋)が敷設されています。居住制の高い休憩小屋のあるガルテンでは、リタイアしたご夫婦が長期滞在するケースも少なくないようです。
奈良県曽爾村のクラインガルテン

例えば、某クラインガルテンの場合は、ラウベ建築面積9坪(30㎡)+畑面積 30坪(100㎡)で、年間使用料が39万円。
ラウベは、ロフト式で居間と寝室スペースを使い分けることができ、薪ストーブ付のログハウス調の造りが田舎にありながらお洒落で贅沢な安らぎ感を与えます。電気設備も完備されユニットバスが付いているので、休憩小屋というよりリゾート地にある宿泊用ログハウスです。
その上、有機農業のノウハウを伝授する指南人がクラブハウスに常駐するという支援体制。

将来、近くに農業を営む人のいる静かな場所に10坪程度の家を建て、畑で野菜や果物を育て暮らすとしたら、自分の時間が十分に確保できる収入の少ない仕事に就いても、幸せに生きていけるかもしれない、とふと思うのでした。




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