他の自治体で同じ仕事に就いていた大先輩から、直筆の手紙をいただきました。
この3月で退任されて、悠々自適の生活に入ったという先輩は、手漉き紙風の便箋に、暖かく含蓄あるメッセージを綴ってくださいました。
「私人としての○○(私の苗字)にますます磨きをかけられることを…」と。
「追伸」として添えられた最後の便箋は、しばらくバッグの中に忍ばせて持ち歩こうと思います。
--------------------
追伸
今日から、漱石全集に再挑戦です。
ご存知『草枕』の冒頭を思い出してください。
「山路を登りながら考えた。
智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。
兎角に人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引っ越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、
詩が生れて 画が出来る。」
では、再会を楽しみに。
---------------------
「どこへ越しても住みにくいと悟った時」
世界を歩きながら、気に入った土地があったら、しばらく暮らしてみようと考えていますが、どこへ行っても、自分の価値観はそう変わらないのかもしれません。
この3月で退任されて、悠々自適の生活に入ったという先輩は、手漉き紙風の便箋に、暖かく含蓄あるメッセージを綴ってくださいました。
「私人としての○○(私の苗字)にますます磨きをかけられることを…」と。
「追伸」として添えられた最後の便箋は、しばらくバッグの中に忍ばせて持ち歩こうと思います。
--------------------
追伸
今日から、漱石全集に再挑戦です。
ご存知『草枕』の冒頭を思い出してください。
「山路を登りながら考えた。
智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。
兎角に人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引っ越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、
詩が生れて 画が出来る。」
では、再会を楽しみに。
---------------------
「どこへ越しても住みにくいと悟った時」
世界を歩きながら、気に入った土地があったら、しばらく暮らしてみようと考えていますが、どこへ行っても、自分の価値観はそう変わらないのかもしれません。