ひやなったねや!
忘れんうちに続きぜよ。
うずく 「痛む」
この『うずく』とは、『痛む』と言う意味ですが、多くの地方で使われている言葉だと思います。
この辺りでも、病気やけがで、その部分が痛むということの他に、悩み事や心配ごとが続く場合にも、『頭がうずく』と言います。
昨日切った指が、うずいていかん。
昨日切った指が、痛くてたまらない。
うち 「私」
この『うち』とは、『私』と言う意味ですが、関西の方でも使われていると思います。
この辺りでは、お年寄りは、ほとんど使わず、子どもや中年の女性が使う場合が多いです。
ちなみに、お年よりは『おら』とか、『わし』・・・などと言うことが多いです。
男の人は、『わし』とか、「おんだあ』・・・などと言ったりもします
うむ 「化膿する」
『うむ』とは、『化膿する』と言う意味ですが、多くの地方で使われている言葉だと思います。
えがむ 「曲がる」
『えがむ』とは、単純に、『曲がる』と言う意味です。
昔から重労働ばかりしていたから、腰も足も曲がってしまって、何ともならなくなった。
昔から荒仕事(重労働)ばっかりしよったけん、腰も足もえがんでしもうて、何ともならんなった。
えてがわりい 「勝手が悪い 思うようにならない」
『えてがわりい』とは、『思うようにならない『とか、『難しいことヲ解決しなければならない』ような場合に使いますが、少々のことではなくて、考えたり、悩みぬかなければならない場合や、重労働をしなければならないような場合を言います。
同じような意味の言葉に、『なんぎな』があります。
明日は一日中、中腰でする仕事ばかりだから、相当かってがわるいのに困る。
明日は、一日中、中腰でする仕事ばっかりやけん、なかなかえてがわりいがに困らあや。
えんこ 「かっぱ(河童)」
『えんこ』とは、河童の事ですが、実存する生き物ではなくて、子どもが川の深い所で泳がないようにするために使われてきた言葉です。
昔は、親が遊びに付き合うといことが少なかったですから、危ない所に行かないようにと、いろいろなことを言って脅していました。
深い所で泳いでいたら、すぐにかっぱが来て、足を引っ張ってつれて行かれるからね。
深い所で泳ぎよったら、じきにえんこがきて、足を引っ張っち連れて行かれるぞ。
因みにえんこは胡瓜が好きで、胡瓜で釣れるそうです。
えんぐりかんぐり 「クネクネ」曲がりくねったと言った感じの意味です。 *2018/05/10 追記
この先は、クネクネした道なので気を付けないとダメですよ。
この先は、えんぐりかんぐりした道やけんきぃつけないかんぞ。
おう 「背負う しょう」
『おう』とは、負担を担うと言う意味ではなくて、『子どもを背負う』時などに使います。
「おぶう」とも言います。
ちなみに、荷物などの場合には、『になう』と言います。
お客 「宴会ごと」
『お客』とは、個人的に来客があると言うのではなくて、『祝儀、不祝儀の宴会』を言います。
普通は、飲み会の事です。(笑)
高知県の宴会ごとには、皿鉢(さわち)料理が不可欠で、皿鉢(直径数十センチの大皿)に盛り込んだ料理は、それは豪快で豪華です。
県外の人は、皿鉢と聞けば、かつおのたたきと勘違いしていることも多いですが、中身はかつおのたたきを始め、巻き寿司やにぎり寿司の盛り合わせ、その他にも、刺身や肉のたたき・・・・など、いろいろな料理があります。
おじる 「怖がる」
『おじる』とは、『怖がる』と言う意味ですが、ただ怖がるのではなくて、怖くてどうしようもない状態を言います。
このこは、この犬には毎日吠えられているから、とても怖がってる。
このこは、この犬にゃ毎日吠えられよるけん、ざまに、おじきっちょる。
おっこうな 「大げさな」
『おっこうな』とは、『大げさな』と言う意味ですが、大それたという意味だけではなくて、この辺りでは、物事を大げさに言う時や、少しのことで驚いたり、泣いたりすることも『おっこうな』と言います。
それくらいのことで泣かなくてもいいじゃないか、大げさな。
これくらいの事で泣かんでもええやいか、おっこうな。
己ばえ 「自然繁殖」
『己ばえ』とは、人工的に種を撒いて増やしたり、育てたりするのではなくて、『自然に種が落ちたり、根が張ったりして増えること』を言います。
おばち 「尻尾」
『おばち』とは、魚の尾びれなどを言います。
地域差が有り、魚から動物など、全ての『尻尾』のことを言う所も有ります。
ちなみに、魚のことは『いよ』、かにのことは『がね』、鮎のことは『あい』と言います。
帯ちょう(おびちょう) 「帯状疱疹」
『帯ちょう』とは、『帯状疱疹』のことです。
昔、帯状疱疹が発症し病院に行ったのですが、周りの者に、
「そらあ帯ちょうよや」と言われ???状態に成った経験が有ります。
ちなみに、食べ物にあたって体中に出る蕁麻疹のことは『ほっぱん』と言います。
おらぶ 「叫ぶ」
『おらぶ』とは、『大声で叫ぶ』という意味でも使います。
大声でさけんでるざまな声でおらびよる
おらんく 「自分の家」
『おらんく』とは、単純に、『自分の家』と言う意味です。
ちなみに、君の家は『われんく」、そこにいない人で話の中に出てきた人の家は『あいとんく』と言います。
自分のことは『おら』、君のことは『われ』、その他の人は『あいと』とか『そいと』などと言います。
2018/06/08 追記
おんちょめんちょ 「雄蝶雌蝶」
三々九度の盃にお酒を注ぐ役目の子供
男女で5歳位までの子供が役目を担います。
ひやなっちきたけんね、風邪ひかん様にせないかんで!
クリックもしちや。
両方とも理解できませんよね。
私は他にも
のうがわるいとか
じゅうがわるいとかも使ったように思い出しましたが・・・この言葉は誰も分かってくれません。
徐々に感染して行くと思います。
気付いた時には、幡多弁になってます。
拙者にはチンプンカンプンでごわす!
ん~~~
ごっつぁんです。
パンパン!
最近は、怪しいですけどね。(笑)
方言は暖かみが有って良いですね(^o^)
故郷を思い出します。
大体6~7割くらいは聞き覚えがあり
うんうんと頷きながら拝見しました。