湖西将棋道場

湖西将棋道場が開催・運営する将棋教室、イベント他連絡事項を発信していきます!

今日のことば

「将棋に頂上はない」 藤井聡太棋聖 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200722/k10012527151000.html

トピック

令和7年度は静岡県西部・愛知県東部周辺活動を中心に、近隣教室や大会共催を積極的に推進していきます。静岡県中部ではOMK支部と連携した活動をしていきます。 ~参加者が将棋を楽しむことをモットーに~

今日のことば語録4 迎えに行くわ「100日後に死ぬワニ」@きくちゆうき

2020-03-28 10:36:36 | コラム
”迎えに行くわ”は、「100日後に死ぬワニ」という4コマ漫画最終話での主人公ワニ君の親友ねずみくんのセリフです。
「100日後に死ぬワニ」は自分の身の回りの家族や友人との生活、仕事・趣味・恋愛など誰でも良くありがちな若者の日常生活を描いた漫画です。
普通の漫画と違うのは4コマの最後に、”死まであと〇〇日”と記されていること。 これが回を増すごとに1日づつ減っていきます。
死へのカウントダウンをこのほのぼのとした4コマ漫画に付加することで、読む側は色んな事を考えさせられます。4コマ読み終えたあとちょっと立ち止まって考えてしまう。 そんな漫画です。
僕も放っておいたら死に至る病を経験していて、病気が分かったときは限られた1日1日がとても貴重に思え毎日を大切に生きたいと感じました。
健康で元気な状態でいたら、そこまでは思うことはなかったでしょう。
だから、この漫画を読んですごく考えさせられました。
死とは遅かれ早かれ必ず誰にでも訪れるもの。 もしかしたら明日死んでるかもしれません。 それは誰も予測できないこと。 だとしたら今日一日はどう過ごすのがいいでしょうか。
僕の考えは、いつ死んでも良いように毎日を充実して悔いのないよう過ごす事です。
1週間働いて疲れたから、休日の今日はのんびり過ごそうとか、お昼まで寝てようとか、それが悔いのない生き方ならそれで良いと思う。
毎日悔いのないようにと心掛けていれば、仕事も悔いをないようしてきたし休養も悔いのないものだからです。
ただ悔いのないように生きるのは自分本位に身勝手ではいけないと思います。
自分が悔いがないだけでなく身の回りに迷惑をかけないことも重要ですよね。
良く考えれば誰でもわかることですが、このコラムを読まれた皆さんも一度考えてみてみるといいかもしれません。

新型コロナウイルス感染で首都圏を中心に外出規制の呼びかけが始まってますが、国民ひとりひとりが自分の行動のあり方を考えるのにこの漫画は良いメッセージを国民に与えてくれてるのではないかと思っています。

https://twitter.com/yuukikikuchi

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日のことば語録3

2020-03-11 21:05:21 | コラム
人生プラマイゼロがちょうどいい 笠井信輔(フリーアナウンサー)

今日3月11日は、東日本大震災が発生した日。もう9年が経ちました。
この震災直後に当時フジテレビのアナウンサーだった笠井信輔さんはいち早く現地に飛び取材をされてました。そのとき感じたことを本人のブログで以下のように綴っています。

 東日本大震災の取材で、私は「足し算の縁と引き算の縁」という考え方を得ました。 発災当初は「家族を失った」「友達が犠牲になった」と、 亡くした縁を“引き算”のように指を折って数える方が数多くいました。 しかし、しばらくすると、「避難所で隣町の〇〇さんと知り合えた」「病院で看護師さんと仲良くなれた」「震災があったからあなたと出会えた」と被災したことで生まれた縁を “足し算”として話してくれる人が出てきました。 実は、そうしたマインドの方から前に歩みはじめ、街の復興の中心人物になっていったんです。 「失われた縁」から「新たに生まれた絆」へ気持ちを切り替えてゆく。
あの大変な状況の中で、それが出来た人たちが確実にいました。 そのことに取材をしながら強い感銘を受けました。 今年、就活をして希望の会社に入れなかった方、受験で希望の学校に入れなかった皆さん。失われた縁よりも、第2希望の会社・学校で生まれる縁を大切に生きると、きっと新たな素敵な世界が広がるはずです。 

 笠井さん自身、悪性リンパ腫という大病を患って現在闘病治療中ですが、病名を告げられたとき、なんで自分が・・・と絶望の淵に立たされたそうです。しかし、病気になったことで同じ闘病生活を送っている人とのブログ交流や病院関係者など新たな人との出会い、そして家族の絆が深まったり、病気にならないと知りえなかったことを学んだり、良かったと思うことがとても多いという。 悪いことが身にふりかかって塞ぎ込んでばかりいるのではなく、その状況を受け入れてその中で出来る事を頑張る。そこで生まれる縁を大事にすることでどんどん良い方向に進んでいく。 マイナスの出来事があったら、プラスと捉えられることが必ずある。 そう思うことで人生は豊かなものになるんだろうなと感じてます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【ぷちこら2】 一山麻緒 2020名古屋ウイメンズマラソン

2020-03-08 11:11:17 | コラム
今日の2020名古屋ウイメンズマラソンで悪天候の中、ワコールの一山麻緒さんが国内女子マラソン最高の1時間20分29秒の記録で優勝しました。東京オリンピック残り一枠の代表権を競う基準記録であった松田瑞生(ダイハツ)が1月の大阪国際で出した2時間21分47秒を上回り、代表に内定した。
将棋のブログなのに、コラムはなんでマラソンの話題ばっかりなんだろうと思うかもしれない。 私がマラソン競技が大好きなのはもちろんだが、マラソンという2時間足らずの時間に凝縮されたレース運び・かけひきはよく人生の歩みや仕事の過程に例えられるように、将棋で言うとプロ棋士の世界やそれを目指して努力して頑張ってる若者の姿に結びつく。
マラソンは序盤から中盤にかけて周囲の選手とのペース配分を見ながらレース展開を組み立てていく。トップ集団の中についていって自分の位置を維持していくには才能以上に普段からのトレーニング量と積み重ねがものを言う。トップ集団から遅れてしまったとしても諦めずついていく粘りと精神力。終盤はトップ集団から飛び出すタイミングのかけひきと後続のライバルを引き離すスパートをかける力と強い精神力が必要だ。 先週、東京マラソンで日本記録で日本人最高位となった大迫傑選手は中盤トップ集団から遅れたが諦めずに粘ってついていったのが結果につながった。 今日の一山麻緒選手は中盤までトップ集団で維持し、30キロを超えてスパート、後続をぐんぐん引き離しマラソン王道ともいえるレース運びで優勝を果たした。レース後のインタビューでは、自分のイメージ通りのレース運びが出来たと笑顔で答えていたが、今日のレースのために並々ならぬトレーニングを積み重ねて本番に備えてきたのは言うまでもないだろう。
将棋もプロ棋士やそれを目指す人(奨励会員や研修会員など)は才能以上に普段からトレーニングをたくさんし、その積み重ねで強くなり昇級していく。ライバルや同期後輩に先を越されたとしても粘りの努力で昇級して超えていく者もいる。タイミングやかけひきを含み自分のイメージ通りの対局を進める事に関しては、プロ棋士のタイトル戦を狙えるくらいのトップレベルともなると必ず対戦相手の対策をを練って対局に臨む。具体的には対戦相手の過去の対局の棋譜を分析・研究し自分の棋風に合わせ戦略を立て対局に備えるといったところであろう。ここでも、この域に達する者たちは常にトレーニングを積み努力を重ねている事を強調したい。
これは、将棋界だけでなく人生のどのような生き方にも通じるものと私は思う。 だから、マラソンは頑張る人の人生の縮図のようで面白い!



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◇今日のことば語録◇

2020-03-04 18:38:19 | コラム
今日のことば語録を発信の都度、以下に残していきます♪

1.目の前にチャンスがあるのに挑戦しないことの方が僕にとってはリスクだ
  男子マラソン日本記録保持者 大迫傑

MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)東京オリンピック選考レースでは次点で惜しくも男子マラソン日本代表に選ばれなかったが、残りの選考レースで本人の持つ日本最高記録(当時2時間5分50秒)を超える選手がいなければ代表残り一枠を得られる圧倒的に優位な立場にいる大迫傑選手であった。そんな彼が残りのレースも出場する意思表明をしたときの言葉。 結果、東京マラソンで自身の日本記録を超える1時間5分29秒で日本人トップの4位の記録で走り切り日本代表残り一枠の獲得をほぼ手中におさめたと言える

2.相手が一番、自分が二番  コロッケ(ものまねタレント)

ボランティア活動を積極的に行っているコロッケさん。 故郷の被災地を訪ねたときに、ある被災者からものまねを求められました。コロッケさんは被災地でものまねなんて不謹慎なことで出来ないと言ったが、被災者から「笑えない」と言われ、リクエスト通り森進一と野口五郎のものまねを披露したら、まわりから被災者の人たちが集まってきて、とても喜んでもらえたという。 このとき自分の出来ること(ものまね)で初めて人の役にたつことが出来たと感じたという。改めて何事も相手が一番、自分が二番で行動することが大事と悟ったコロッケさん。 私も同感です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【ぷちこら1】 男・大迫傑(おおさこすぐる)

2020-03-01 10:57:36 | コラム
将棋道場の情報発信で始めたブログですが、それだけではつまらないので身の回りの出来事で私個人が思ったこと感じてることなど、たまに綴っていきたいと思います。
プチコラム【ぷちこら】第1弾始まりです!

本日、3月1日に東京マラソン2020が開催されました。
新型コロナウイルスの影響で一般参加なしの招待選手のみで実施。東京オリンピック男子マラソン日本代表の残り一枠の選考も兼ねたレースでした。
選考基準は日本人最高位でかつ日本記録1時間5分50秒を上回らないといけないというハードルの高いものでした。
正直、私はこの基準を満たす選手はいないと思ってました。
ところがレースが始まると序盤から日本記録を上回るハイペースな展開に興奮。 MHPSの井上大仁選手が先頭集団でレースを引っ張る展開にもしかしたらという期待が生まれました。
このとき、大迫選手は第2集団で25キロ地点を過ぎたあたりから、その集団の中でも遅れ始めていました。ただここに彼の勝機はありました。インタビューでも諦めかけたことを明かしてましたが、不屈の精神力で粘ることが出来ていた。中盤までハイペースなレース展開だったため周りの選手が徐々に失速し始めたんです。そんな中で無理せずに自分のペースを維持してきた彼はここから巻き返しに出ます。日本人トップを走っていた井上大仁選手に追いつくと、ここから仕掛け日本人トップに躍り出ます。ここからは自分の持つ日本記録との勝負でした。 彼はすでに現在代表次点にあり、今回と来週の琵琶湖マラソンに出場しなくても、先述の厳しい選考基準を満たす選手が現れない限り代表に選ばれる事が決まってます。それでも東京マラソンに出場せずにはいられなかったのは、常に自分は挑戦者という意識があるからと思うんです。仮に自身の記録を破る選手が現れたとしても、同じレースに参加せずに敗れるのは絶対に嫌だったのでしょう。結果全体4位、日本人最高位1時間5分29秒という自身の記録を21秒上回る素晴らしい成績で選考基準をクリアしました。
まだ来週、選考レースとして琵琶湖マラソンがありますが、ほぼ大迫傑選手が最後の代表権を手中にしたと言っても過言ではないでしょう。
まだまだ世界のレベルはずっと高い所にありますが、常に挑戦者の精神で東京オリンピックでも世界トップの選手たちに混じってワクワクさせてくれる走りを見せてくれるに違いありません。 
メダルが取れたらいいなあ。
がんばれ!にっぽん!!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする