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地元建設業協会から依頼された「東日本大震災及び県東部地震に伴う資材等の不足状況調査」に、当社から回答した内容は以下の通り。
1 経由・ガソリンの不足状況
・1回当たりの給油量を20㍑~30㍑に制限されている。
・高騰が激しい。
2 資材の不足・高騰等の状況
・化粧ベニヤは在庫払底で、入荷予定も無し。
・仮設材(トンパック、ブルーシート、土嚢袋)が不足。
・化粧ベニヤ、プラスターボード、石油関連製品が値上げの気配。
・アスファルト混合物、鉄関連製品(鉄筋・鉄骨等)は高騰中。
・建設用木材を、工務店等が買い占める動きがある。
3 その他工事施工に伴う問題点等
・計画停電に伴い、生コン工場が停電中は操業できないため、生コンの打設計画が大幅に変更を要している。
・ほぼ全ての材料において、納期が未定となってきている。
現時点では、お客様に対する見積にもビクビク。
例えば、1億円で契約させていただいた建物を造るのに、ひょっとしたら1億5千万円かかってしまうかも知れない。
その分を全額お客様に負担していただくことは、昨今の経済情勢では、とてもできない。
なにより、資材の調達が困難であるため、引き渡し期限内に建物を渡すことができるかどうか自信が持てない。
建設業界に身を置いて19年。
この様な経験は一度もなかったが、びびってばかりはいられない。
ここは、いつもの強気で押し通すべきか・・・
それとも・・・
何れにせよ、復興支援を行う体力が、後方支援部隊でも確実に低下している模様・・・
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