もう少しで完成する、とあるお客様の建物。
建築部門の社内検査員と共に、社内検査を実施した。
建物を使用するためには、
1.工事監理者の検査
2.消防検査
3.(開発行為検査)
4.建築確認検査 等々の公式検査があり、全ての検査に合格して、初めて建物を使用することができる。
当社の場合には、これらの公式検査に加えて、『社内検査』を必ず実施している。
この社内検査は、品質管理の国際規格ISO9001に準拠しているもので、『お客様がOKを出しても、社内の基準でNGであれば駄目出しをする』といった厳しいもので、一級建築士等の所定の資格を持つ当社の検査員と、工事に関連した全ての専門工事業者担当が一緒になって、大集団で床下から屋根の上まで全ての箇所をチェックする。
悪しきプロ感覚として『これ位は仕方が無いだろう』と思えるようなところでも、色々な目で見ることにより、隠れたミスを潰していくことができる。
大きな現場では、社内検査で100項目を超える指摘事項が発生することも度々だ。補修や手直しには大きな費用を伴う場合も多いが、お客様に指摘されてからでは手遅れで、失われた信頼は二度と取り戻すことはできない。
駄目出しが多すぎて、日曜出勤で手直しに追われる現場スタッフには申し訳ないが、お客様の笑顔のために、ぜひとも最高の建物を提供したいと常に考えている。
信頼に値する会社であり続けるために、これからも厳しい検査を継続していきたい。
早く打ち上げの美味しいお酒が飲みたいな~
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素人感覚の目というのは、本当に大切なことだと思います。
例えば、クロスの継ぎ目がはっきりと見えてしまっていたりする時は、そこからの埃の進入といった現実的な問題に加え、一事が万事で、その職人が同じような継ぎ目処理レベルで満足してしまっている可能性が広がります。
その仕事ぶりを、『後で直せばいいじゃん!』では、自分の夢を叶えるために頑張っているお客さんに合わせる顔がありません。
やはり、「自分がお客さんだったらどう思うか」といった感覚がもっとも必要とされることだと思います。
建設業そのものの存在価値を高めるためにも、お互いに妥協することなく頑張りましょう!
昔の大工さんには、良い仕事をしてもらうために10時と3時にお茶とお菓子を出して、ご機嫌取りをしていた記憶があります。
今では、一部の大工さんを除き、住宅メーカーが工場製品を組み立てるといったプラモデル化が進んでしまったため、そのような光景を見ることは少なくなってしまいました。
自分もカタログ世代のため、若いお施主さんの気持ちは手に取るように分かりますが、やはり人間対人間の関係を大事にして、お互いに納得のいく作品を創り上げたいと思います。
全て潰せるよう、しらみつぶしに。
素人目が一番、プロのこれだけ出来れば仕方あるまいはあり得ません。素人目=知ろうと(する)目ぐらいの気持ちでなんでもおかしい、変だと思うところは指摘しろと専門職も事務職も何もかもの目で社内検査に立ち会います。
一番厳しいのが私。でも私が「こんなのでも指摘するか」と思うくらいの指摘があると嬉しく感じる。
それと、これを続けていると品質がどんどん上がってくる。
予防措置がとれるようになる。
絶対良い結果が待ってます。お客様の信頼はお金でははかれません。
お互いに頑張りましょう。
同じ立場の専務より。
昔は職人気質の人が多くて 必要以上に厳密に作って
工賃が高くなってしまったり
職人さんでも安くて凄く アバウトな人もいたり・・・
昔は 施主は 常に 仕上がりを心配したり
よい大工さんをウワサ等で選定するという
大変な負担が有りましたが
時代は現代…
会社側が責任を持って 徹底した検査を行う。っという方針
その事は 昔で言う
良い大工さんを探す&良い職人さんを探す
っと言うような 施主さんの負担を減らす意味でも
会社側の信用を培う意味でも 非常に大切な事ですね!
会社の信用が上がるという事は
結果として お客様満足という事
お客様の笑顔を思いつつ みなさんの真剣な仕事への姿勢は
アタマが下がります。
早くお客様の笑顔を 見て(完成引渡し)
打ち上げの美味しいお酒を飲めると良いですね!!!