こーすけの独り言 ~言霊を求めて~

日々感じた事、特にBOOK・OFF徘徊や歌詞に関することなど
たまに「こばな詞」というものをしたためる癖あり

君は僕の腕の中

2018-07-03 01:14:26 | こばな詞のはじめ

僕は電車が好きだ。
でも、騒ぐのはダメだと思う。
静かに。
時には秘め事を。
そんな事を思って書いた訳では無いけど、また懲りずに詞みたいなものを書いてみたよ。

--------------- キ リ ト リ ---------------
「君は僕の腕の中」 詞 Kosuke Yamada

慌ただしい朝っぱらから
ポマードの臭いは胃腸にこたえる
今君は同じ空間の中
この泡のような幸せが途絶えないといいな

満開の桜が似合う制服で
どこの学校かはわかるけど名前は知らない
でも君の事を感じた瞬間に恋に落ちたんだ

ずっとウジウジの片思いだから
朝のラッシュの電車の中で
有象無象を挟んで君と目も合わさずに
ただ泡のように目立たず潜むのが密かな幸せ


慌ただしい朝なのに
シャンプーの香りが心地いいんだ
今君は僕の腕の中
この夢のような瞬間が途絶えないといいな

シャボン玉が瞳に宿る君に
見つめられると割れてしまう僕だから
割られない絶妙な距離で膜を張り
ひそむ事こそ自称「秘技泡変化」

今日はお休みかと残念無念に思いながら
有象無象をお尻で押し込み電車に乗ると
閉まる扉の隙間から
君がスルりと懐に入り込んできた


泡がパチンと弾ける音が聴こえた


ポマードなんかどうでもいい
なによりも愛しの君が見上げてる
ドキドキも汗も寝ぐせさえもパニクリまくって
どうみても想いが筒抜けジャン

悟られるならその前に告っちゃえる
鋼の心が欲しいよ
もしかしたら毎日君が僕の腕の中なんてね
でも僕は泡だから弾け散るのがオチなんだよな

--------------- キ リ ト リ ---------------

僕は高校生のとき、同じ高校の子が好きだったので、他の学校の人を好きになった事はないです。

さらに言うと、僕は遅刻魔だったので、同じ高校の人とも同じ電車にはならなかったスタイル。

でも電車は激しく混んでいたスタイル。

そして、もう7月だというのに桜が満開とか書いてるスタイル。

コメント
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