これは2月の麦畑・・・
踏むことで、麦は強くなるんだということを教えてもらって
こわごわ踏んで歩いてから4か月がたちました。
見事に育ち、すっかり黄金色に実りました
機械を押して、刈り取っていきます。
賢い機械です!自動で束ねてくれるんですよ
キャリーと呼んでいる自動押し車で運びます。エンジンかけて、重いハンドル握って結構大変なんですよ
運んできたものを、こうしてガードレールにかけて干します。2週間ぐらい干すと
カサカサ、パリパリに乾燥します。
いよいよ脱穀です。
脱穀したものをシートに広げて、1週間くらい天日干し。梅雨前のお日様の力を借りて、しっかりと乾燥させます
よく見ると籾からや小さなごみが混じっています。これを吹き飛ばしてきれいにする機械がこれ!
唐箕(とうみ)
民族資料館の「昔の道具」に並んでいそうな道具です
今でも現役で、普通に使われていることにビックリ
1番上の大きなお皿のような場所に乾燥させた麦を入れます。
右手で取手を回します。
左手でつまみを左右に調節することで、麦の落ち方を調節します。上から、緑のバケツに麦が落ちてくる間に、右手で回している歯車の風により、殻などが左側に吹き飛ばされていきます。
右手を休むと、殻やゴミがそのまま落ちてきてしまうので大変 ひたすら回し続けます。
左側が唐箕(とうみ)使用前。右側が使用後。ちゃんと唐箕の効果が分かりますね
こうして麦ができました。
これを粉にすると小麦粉になるんですね
麦がこんなにいくつもの手間をかけて作られているなんて
素晴らしい体験をさせていただきました。
いよいよ次は、田植えです・・・
次回もお楽しみにしていてください。