虎鉄と私 ときどきオレ様 ~変性性脊髄症には負けないもん~

コーギーの虎鉄と私のdiary
平成28年秋 変性性脊髄症と分かり
試行錯誤の日々をメモ程度に残して行こうと思います

ちょっくら長崎まで~食事編

2012-09-26 | 旅行
ホテルでのんびりした後は 歩いてお店へ向うことに

途中 石造りのレトロな建物を発見




何気なく写真を撮ったものの よーく見ると 交番でした

交番の横を通り 少し先へ進むとあるお店




史跡料亭 花月 さんに到着



元は遊郭 とっても歴史のあるお店で 歴史の教科書で見た方たちも訪れたり

明治12年 火事で庭園にあった茶屋を消失 現在建っている建物は

類焼を免れ その後の原爆にも耐え 現在も当時のままの姿を残しているそうです

改めて すごいなーと 思う私でした

とおしていただいたお部屋は 春雨の間






日本で初めてできた洋間 まだタイルという言葉はなく 瓦の間と呼ばれていたそうです

食事の準備が出来るまでは 瓦の間でしばし休憩




天井は 天台宗 行満院の住職が書かれてものだそうです



庭には 赤い橋が



庭は全部で800坪もあるそうです



部屋の廊下?の突き当たりには 秋らしい飾り付けが

お部屋には ねりお香 

昔は遊郭だったので お部屋には必ず置いてあったそうです




お食事は 隣の和室にて頂きます



今回は 母の希望により 卓袱料理を頂きます

まずは女将の挨拶から始まり

女将の「お鰭をどうぞ」の言葉から まずはお吸い物を頂きます




そして 乾杯にうつるんです 

今回は 母の誕生日という事を伝えていたので

朱杯の用意 そして お吸い物も鶴の絵が入った物を使用してくださいました

始めての卓袱料理 作法とかあるのかな?と事前にネットチェック

すると取り皿は1人2枚までと書いてありました

これは 給仕の手間がかからないようにという 心遣いからきたそうです

今は 気にせずお使いください と言ってましたけど


 
  お刺身


  


  くじら 久しぶりに食べたな~




スープ 上のあみあみはプリッツみたいな感じ
        スープの中身が思い出せない・・・



酢の物 じゅんさいと卵豆腐
 これがまた 絶妙な味で 家では再現できない味 美味しかった~





3日間脂抜きされ 脂っこくない角煮 さすがです


ふかひれ 湯葉のすっぽん包み くこの実 お肌にいいスペシャルスープ

このままでもよし ご飯にかけてもよし という事で後者を選択




じゅじゅまんま の出来上がり~


パンナコッタ



上品な甘さのお汁粉

どれもこれも すっごく美味しく 楽しい食事となりました

また この界隈はまだ 芸子さん舞妓さんが数名いらっしゃるそうです

この日は 長崎バス観光の 花月の宴と夜景観賞ツアー

で2名の方が食事をしながら 芸子さん舞妓さん の宴を楽しみ

2Fのお部屋では結婚式が こちらにも芸子さん舞妓さんの舞が

なので外から 歌やお遊びの音が聞こえて こちらも一緒に楽しめちゃいました

一生に1度でいいので 芸子さん舞妓さんを呼んでみたいもの

ここでオレ様に提案 1度離婚して半年後にここで結婚式を挙げるってのは?

すぐに却下 離婚したらもう結婚はせんでよか~ だって

ならば 長崎出身のよか男 か 大金持ちのよか男 みつけるぞ~

そして 予約時にもう一つお願いをしていた我が家

それは 竜馬の刀傷

階段を上り




竜の間にある 竜馬がつけたと言われる・・・ 刀傷





ここには小さな資料館もあり 竜馬直筆の手紙もありました

竜の間から見えるお庭




昼間なら もっときれいに見えたかもしれませんが

さすが800坪のお庭 2階からも同じ目線で庭が見えるとは思いませんでした

一通り花月を堪能し 帰りは

かつて男たちが「遊郭に行くか、行くまいか」と思案した橋があったという

思案橋方面を通り 夜の中華街門を見て




それぞれのお部屋で 就寝となりました~

次回は最終日でーす