見知らぬ女性についてこられる。

水槽に、水草がほしくなった。昨年、懲りたのにまたぞろ妙な考えが頭に持ち上がってきたようだ。
ホームセンタに行く。見知らぬ女性に付きまとわれて戸惑う。顔は黒い大きな日除けで覆われている。台車にはかわいい”マルチーズ”私もかの犬は飼ったことがあるが、実に飼いやすく、甘えることが大好きな犬である。
この子は飼い主に捨てられたらしいのです。守口市に住んでいたころ、真夏の炎天下で熱いアスファルトの上をさまよいながら、かなり衰弱している様子でした。2～3日前から存在には気づいていたのですが、「どうせ誰かの用いぬだろうと思っていました。しか今度見た時は本当に衰弱きつく、今にも死にそうでもので、ツレと前後から挟み捕らえました。牙をむいて威嚇するのは彼女にとっては当然です。
とりあえずシャンプーして、安楽死でも・と軽く考えていましたね。驚いたのはその”蚤”たるや半端じゃなかったですしかしよくしたもので、シャンプーが終わりドライヤーをかけて乾かしたところに、あろうことか管理会社の社員が遊びに来ました。しかしマルコは、管理会社の人間に向かって≪ワン≫と吠えたのです。もう自分の飼い主に迎えられたように走り回り、毅然たるものです。管理会社の社長たるや前科七犯で、元全日本ミドル級の新人王です。方や私の手飼の職人は元キックボクサーで、ウェルター級の新人王です。まあ私の用心棒みたいなものです。別に犬を飼うことをとがめられなかったのは幸いでした。いつもどこに行くのも一緒、仕事の現場でも連れていきましたね。推定年齢十六歳くらいで心臓病で息を引き取りました。
☆☆☆さあ～かの彼女です。数十分後くらいにチャイムが鳴りました。メダカを入れたビニール袋を提げています。水槽の水はすでに出来上がっていて、少し水を減らして彼女が袋に入れてた水と足し入れしました。色々とよもやま話が意外に弾み、メール交換などをして再会を誓いました。（宗教がらみとは思いませんが、万が一それだったら大いに困りますがね。☆☆☆これが水槽ですが、メダカも見えるでしょう。
☆☆☆今日の強い日差しの藻で茂り始めた自慢アジサイの生育ぶりもご披露します。
舞姫----
ブルーステッキ---
フェアリアイブル---