人生どんなに上手くいっていて、毎日が楽しくても、気を抜かずに、常に緊迫感を持っていきたほうが良い。
茹でガエル現象と言うものがあり、カエルは熱湯の鍋に、生きたまま入れられると、あまりの熱さに、鍋から飛び跳ねて逃げてしまうが、水の状態から鍋に入れ、徐々に温めていくと、少しづつ上がっていく変化に気がつかず、茹で上がって死んでしまうと言う。
緊迫感のない人は、これと同じようなものだ…。
毎日が楽しくて、なんの危機感もなく、生きていると、環境が目まぐるしく変わる現代に適応できず、茹で上がって死んでしまうカエルと同じ運命を辿るであろう…。
もし今将来に不安もなく、(多少の不安はあったとしても)楽しく生きているとしたら、それは怠けていると言うことだ…。
狩猟民族の時代から、人類はとてつもなく進化し、どんどん新しい技術を開発して、快適に生きられるようになった。
本来は生きるとは、命がけのなのだ。
狩りをして、獣と戦い、命を落としたり、獲物に逃げられれば、飢えで死んでしまう…。
ただ人間の脳というものは、古代の人類とさほど変わってないらしい…。
だから、たくさんお金を持って、いるお金持ちの人が、あえて、ギャンブル的なことに手を出したりする。
平和すぎることは、脳が耐えられないのだ…。
生きるか死ぬかの、戦いに身を投じないと、生を感じられないようにできている…。
現代では、命を落とすような、危険なことは、そうそうないが、日常のどんな時でも、気を抜かずに、真剣に生きるほうが、脳内物質が沢山分泌されるので、ボケたりせず、楽しく生きられるのではないかと思う。