特別委員会とは、議会が特に必要があると認めた事件を審査するために、その都度設置される委員会をさし、常任委員会と異なり、常設的な機関ではありません。
そのため、案件が消滅すれば特別委員会もその必要性がなくなり、消滅するという性格のものとなります。
特別委員会を設置する際に基準となる一般的なものとしては、
①2個以上の常任委員会の所管に属する案件であること
②案件が政治的に重要なもので1個の常任委員会の負担に耐えることのできないようなものであること
③100条調査権を行使するためのもの又はある事項について総合的な政策を樹立するためのものであること
などが挙げられます。
今回設置された委員会はそれぞれに益田市の今の重要な事件ですが、特に注目すべきはやはり「行財政改革特別委員会」でしょう。
この特別委員会の設置については某新聞にも大きくとり上げられましたが、今まさに必要な委員会です。
今議会でも、財政改革プランが計画通りに進んでいないことが報告されていますので、このまま行けば20年度も数値目標達成は非常に厳しいと言わざるを得ません。数値目標の達成が全てではありませんが、そこにしっかりと向かっていくことが、行政改革にもつながっていくと思います。
それぞれの委員会構成については下記の通りです。
1.行財政改革特別委員会
河野利文 松原義生 岡崎宇顕 弘中英樹 林卓雄
大久保五郎 野村良二 石田米治 前田士
2.中山間地対策特別委員会
安達美津子 中島守 井藤章雄 宮内智士 山根哲朗
平谷 昭 波田英機 長谷川 昇 山崎一美
3.観光・道路・空港対策特別委員会
久城恵治 永見おしえ 福原宗男 寺井良徳 渋谷 勝
岡田正隆 佐々木惠二 久保正典 大畑茂三郎
私は行財政改革特別委員会に所属することとなりました。
各特別委員会は14日に行われる予定ですので、そこにはどういう進め方をしていくのかというプランを提示できるよう準備して臨みたいと思います。
明日10日はは総務委員会です。
今回付託されている議案は以下の通り。
議第109号 平成19年度益田市一般会計補正予算第6号
議第122号 益田市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び掲示場用ポスターの作成についての公費負担に関する条例の一部を改正する条例制定について
議第123号 益田市職員給与に関する条例の一部を改正する条例制定について
請願第3号 割賦販売法の抜本的改正に関する意見書の提出について
請願第4号 JR不採用問題の解決に向けた協議を求める意見書の提出について
請願第5号 消費税の増税に反対する意見書の提出について
やはり大きな問題は補正予算に上がっている「きのこハウス」の問題。
どうしてここまで・・・と思うのですが、また報告したいと思います。
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