次の世代のために 今できることを

一般質問終わる

今日で3日間の一般質問が終わりました。

昨日の私の一般質問の中で、産婦人科の現状については、すぐにホームページのトップページで発信すべきと指摘しましたが、今日既に更新されていました。早い対応をして頂きました。

益田赤十字病院産婦人科の分娩受け入れ調整について
http://www.city.masuda.lg.jp/soshiki/174/detail-10029.html

以下、引用します。

(1)益田赤十字病院の分娩受け入れ方針
 益田赤十字病院では本年4月から産婦人科の常勤医師が3名から1名になったことにより、昨年並みの分娩件数を取り扱うことが難しくなりました。当分の間、年間の分娩件数が250件程度になるよう、近隣医療機関の協力により、分娩の受け入れ調整を以下のとおり実施されることになりました。
 この度の分娩受け入れ調整については、常勤医師の負担を軽減し、地域の産科機能を維持するための、やむを得ない対応であります。
 ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
  (1)平成23年8月~12月の間に出産予定で、すでに予約済みの妊婦のうち、次の地域に該当する妊婦は、他の分娩施設へ紹介します。
   (対象地域)
    益田市内(遠田町、津田町、木部町、西平原町、土田町、金山町)
    鹿足郡(津和野町、吉賀町)、浜田市、萩市
    ※予約済みで予定日が平成23年7月までの妊婦については益田赤十字病院で対応します。
  (2)ハイリスク妊娠の方は、高次医療機関へ紹介します。
  (3)平成24年1月以降出産予定の方は、予約順に月20名を限度に受け入れます。
  (4)受け入れできない妊婦については、益田赤十字病院が責任を持って他の医療機関に紹介します。

(2)8月以降に益田赤十字病院が紹介する受入了承医療機関と受入可能人数(6医療機関)
  (浜田市)浜田医療センター(100人)
  (山口市)山口赤十字病院(50人)
  (萩  市)都志見病院、なかむらレディースクリニック(併せて20~30人)
  (江津市)済生会江津総合病院(人数未確定)
  (邑智郡)邑智病院(人数未確定)

(3)益田市としての今後の対応・支援体制については、益田圏域(益田市・津和野町・吉賀町)の問題として、3市町の医療担当者連絡会で調整しています。
 ・支援内容については、妊婦健診等に係る通院費の助成(公共交通機関をもとに算出)を検討しています。
 ・妊婦の方への不安軽減のため、継続して保健師や委嘱助産師の訪問や声かけを更に充実させるとともに、事業所等へのご理解とご協力をお願いする取り組みを行います。
 ・引き続き、この地域で安心して子どもが産めるよう島根県、益田赤十字病院及び圏域自治体と連携しながら、新たな常勤医師の早急な確保に努めてまいります。

引用終わり。

各事業所に対しての市からの説明の必要性については、以前の全員協議会のときに指摘したもので、すぐに取り組むことになっています。

検診などで仕事の休みをとる場合に、産婦人科の状況がここまで厳しい状況になっているということを各事業主の方々に事前に市から伝えておくことで、少しでも妊婦さんの精神的な負担が軽減されるだろうと指摘していたものです。

妊婦さんの精神的な負担や経済的な負担を軽減するために、市としてできることは無いのかと考えるべきと指摘していました。

全国的な医師不足の中で、島根県だけでなく、中国地方の鳥取県、広島県、山口県、岡山県のどの県でも産科医は不足している状況ですから、現時点で、すぐに常勤医がもう一人増えるということは簡単には見込めない状況です。

これは島根県も益田市もかなり努力をしている中でそういう状況だという現実です。

厳しいですが、あきらめず医師確保に努めていくことしかありません。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「定例会」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事