人間関係が希薄になりつつある時代であるということから今年度のテーマが“絆”であったこのコンテスト、新聞の全面広告には、ざっと描かれた人間がうつむいて、おへそを見ているイラストと、『さみしくなったら、おへそを見よう。』との文字が書いてあります。
あなたが一人じゃなかったこと 思い出せたらきっと大丈夫
ひとはひとりで生まれた訳じゃないんだよ
ひとと繋がって生まれてきたんだよ
おへそを見ると、確かな絆がそこにある
そんな内容の広告です。
2009年度「新聞広告クリエーティブコンテスト(絆)」最優秀賞
http://www.pressnet.or.jp/adarc/adc/2009/no1_b.html
私は益田市にはこうした絆がまだまだ残っていると思いますが、社会の中核を担う層が、すでに絆の中で育った世代では無くなっていきますから、“おへそを見る”ことが必要な人もさらに増えていくことが予想されます。
引きこもりやニート、フリーターの増加を背景に、今年7月に「子ども・若者育成支援推進法」公布されました。
この法律は、教育、福祉、雇用等各関連分野における施策の総合的推進や、ニート等困難を抱える若者への支援を行うための地域ネットワークづくりの推進を図ることを目的としています。
実際に、市の政策として見ると、学齢期の児童を対象としては“子どもおうえん室”や“ふれあい学級”の事業がありますが、まだまだ十分な体制になっていない現状があります。
どこの課が責任を持つのか、誰が他機関とのつなぎ役になるのか、支え手の使命感に甘えていては持続可能な仕組みとは言えませんので、一般質問の中で、その体制の見直しを求めました。
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