次の世代のために 今できることを

行財政改革特別委員会

昨日までで常任委員会での審議が終わり、今日は特別委員会。

現在益田市議会には「行財政改革特別委員会」「中山間地域対策特別委員会」「観光・空港・道路特別委員会」「地域医療対策特別委員会」が設置されていますが、私の所属は行財政改革特別委員会ですので、特別委員会については同時に行われる他の委員会の状況については後から確認することになります。

今日の行財政改革特別委員会では、事業仕分けと人事評価制度の状況について調査しました。

事業仕分けについては一般質問でも何人かの議員が触れていましたが、私はもう少ししっかりと準備して臨んで欲しかったと思っています。

今回の事業仕分けで用意されたような詳しい事業説明のシートを予算審査や決算認定の際に提出されれば、議会での議論は重箱の隅をつつくような質問も減り、より深いものになることは間違いありません。

それにしても、この2年間、市長が「私が公約に掲げたもの」という説明をして実施する事業について、拙速な取り組みの結果として形にならないというケースが非常に多く、その事業の目的や効果を職員がどれだけ理解して進んでいるのかという点に疑問が残ります。


今日の行財政改革特別委員会としては、

『来年度は今年度のような形で事業仕分けを実施する必要は無い』

『今回の事業仕分けで用意された詳細な資料と同様のものを予算審査や決算審査の際に提出すること』

という2点について委員会として提言するようまとめました。


次に人事評価制度について。

人事評価制度については今年度試行し、平成23年度から本格実施という話で動いていたはずですが、今年度の試行について、まだあまり動いていないようです。要調査です。

さて、他の委員会の状況についても少し触れます。


中山間地域対策特別委員会では、これまで主に鳥獣被害対策について検討してきています。

イノシシ、クマ、サル、シカだけでなく、最近はアライグマまで、鳥獣被害はどんどんと進行しています。

市内中心部に住んでいる方々はその被害の深刻さが実感できない方が多いようですが、益田市民が共有しなければならない深刻な問題です。

イノシシや熊の出没する地域は年々広がっていますし、猟友会任せの対応には限界があるようです。


今日の観光・空港・道路特別委員会では、空港問題について市長出席のもと、1月4日までの対応について質疑が行われたようです。

どんな内容であったのか確認することができませんでしたが、観光については議題にも上がっておらず、今回の一般質問でも触れましたが、集客交流戦略会議の話も報告する気が無い執行部の姿勢に益田市の観光施策について不安を感じざるを得ません。


地域医療対策特別委員会については、益田市地域医療対策基本条例について検討を進めているようです。
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