広島県神石高原町へは、町が出資してオープンした町の第3セクターが運営する「ローソン神石高原町店」について、スモールコンパクトシティによる限界集落支援という取組みまでの経過や現在の取組み、今後の展開などについてをお聞きしました。
神石高原町は山々の間に集落が点在しており、人口も1万人。
担当して頂いたまちづくり推進課のお2人からは町の今後を真剣に考え、危機感を持って様々なことに挑戦していこうとしている姿勢に溢れていました。
まずはローソンが出店している「神石高原町さんわ182ステーション」へ。
道の駅の建物内にローソンが。
ローソンの横には地元食材をふんだんに使った地元のおばちゃん達の味が楽しめる食堂がありました。
続いて役場にて、経過や定住施策全般についてお聞きしました。
人口減少に対する危機感は非常に強く、若年人口を福山市などの都市部からいかに定住に結びつけるかということで、若年層をターゲットにした定住施策が徹底して行われています。
神石高原町定住施策
中でも、今重点的に取り組んでいるのが「星の里いせき」という宅地の分譲。
72区画のうち、30件以上が既に売却済みとのことでした。
担当して頂いたまちづくり推進課のお2人の口からは、こちらの質問に対してどんどんと次のアイデアが出てきました。
普段から様々な角度で問題解決の手法を考えているからこそ出てくる言葉だと強く感じました。
中山間地の地域振興策は福祉施策と一緒に考えるべきことがたくさんあります。
ローソンは昨年8月にオープンしたばかりということですので、民の強みを公にうまく取り入れながら両者にとっての「win-win」をどういう形で作るのか、今後も注視していきたいと思います。
最新の画像もっと見る
最近の「定例会」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事