次の世代のために 今できることを

議会基本条例の次のステップ

16日から議会活性化推進委員会が始まります。

議長の諮問による委員会として各会派から1~2名ずつ参加し、8名で構成されています。

私たち創明会からは2名が参加。私も委員となっているところです。

広い面積と急速な人口減少という厳しい条件の中で、次の世代に魅力ある益田市をつなげていくためには、人づくりを柱にしながら、様々な施策を少ない投資で効果的に実施していくことが求められます。

そのためには、人口減少や高齢化を起因とする、既存の仕組みではどうしても無駄や無理が生じてしまうものを、形を変え、新たな仕組みづくりに着実に取り組んでいくことが必要となります。


政治も同様。

これまでのやり方や仕組みでは成り立たなくなっています。

国においても、そして地方議会でも、これまでのやり方、仕組みでは成り立たなくなっています。

大阪での維新の会の動きなどもその延長線上にあり、中2階である県のあり方、住民に一番身近な市町村のあり方などが見直されようとしています。

恐らく道州制の議論も今まで以上に活発になってきます。


しかし、これまでの仕組みの中でやって来た(やって来れた?)方がほとんどですから、自ら変えたり、変わったりということは簡単ではありません。

益田市議会は、これまでの4年間で、議会の提案による条例制定が2本(益田市議会基本条例と地域医療推進条例)。

市民の皆さんにとっては条例づくりと言うと、あまり興味を持ちにくいものであると思いますが、地味ですが、画期的なことでした。

しかし、議会基本条例や議会報告会はあくまでも議会改革の第1歩目に過ぎません。

より機能的な政策提案型の議会にしていくための改革の2歩目として今回の議会活性化推進委員会の役割は大きいと思っています。

よく「議会からは政策提案など何もない」と言われますが、実際に、より意味のある議会からの政策提案を行っていくためには議員間討議のような仕組みが議会内に必要です。

議会報告会の内容は広報広聴委員会で精査しているところですので、議会活性化推進委員会では議会基本条例に基づいて変えていくべき議会のあり方について議論を進めていくことになろうと思います。
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