今回のコミケで印象に残ったことを三つまで書き留めておきます。
(1) 血小板コスプレまじ可愛い
二日目、東ホールのとあるサークルで買い物をしているとサークル主さんの荷物の上に「血小板」と書かれた白い帽子を見つけました。「あっ血小板!」と言って指差すと売り子さんがさっそく被ってポーズを決めてくれました。見れば、彼女はちゃんと水色のTシャツも着用していて、もうバッチリでした。こちらも思わずサムアップを繰り返してスペースを立ち去りましたが、彼女たちは「どーしてこんなおっさんが『はたらく細胞』を知っているの?」と不思議そうな様子でもありました。
まあ、これから先はそういうキャラで行くことになるんでしょうな。我ながら、歳を取るごとにどんどん痛くなっている自覚はあるのですよ。
また、西ホールでは赤血球と白血球の二人連れも目撃しました。後ろ姿でしたが、まるで「はたらく細胞」の日常回を見ているような錯覚を覚え、まさに眼福です。
僕自身はコスプレにそれほど興味はないのですが、イベント会場でコスプレしている人を見るのはお祭り気分が盛り上がるので大好きです。
(2) 娘さん、トイレ待機列割込未遂事案発生
同じく二日目、この日はリミッターという名の娘さん(20歳、知的障害+自閉症)を同行させての一般参加でした。
東から西に移動する前、トイレに行くというので離れたところから見守っていると、何と列の途中に割り込んでしまいました。
ちょうどトイレの出入り口付近で待っていた人が、90度直角に曲がったところに少し離れて立っていたのに気が付かず、その前の人の背中を見てそのまま後ろに並んでしまった、というものでした。
慌ててすっ飛んでいって「ここは違う、一番後ろはあっち」と指差しながら移動させて事なきを得ましたが、いやはや、あの時の参加者さん、不愉快な思いをさせて申し訳ありませんでした。ちょっと冷や汗もの。
で、面白かったのは、僕がそのように騒いだせいか、さらにその後ろにだらーっと列を作っていた皆さんまでがぴきぴきぴきっと列を正したことで、その様子が何と言いますかピタゴラスイッチでも見ているみたいでとても楽しかったです。
真面目な話をすると、娘さんは普段トイレの行列に割り込むことなど絶対になく、それなりの社会性は身に着けつつあります。しかし今回の事案のように、本人がぱっと見ただけでは列を列として認識できない場合があることを改めて思い知らされました。一般の人からすればそこに行列があることは一目瞭然なのですが、特に発達障害系の人には分かり難い場合があります。空気が読めない、などというのはその一例でしかありません。
今回の場合だと、アフォーダンスといいますか、環境から情報を引き出す能力が弱い、ということになるでしょうね。つくづく考えさせられました。
だって、誰もがみな高校野球の入場行進のようにピシッと一糸乱れぬ隊列を組んでトイレ待ちしていれば、娘さんが最後尾を間違える心配はないのです。しかしそんなことって定型発達者の世の中ではとても期待できないじゃないですか。
(3) ゼーガペインの新刊を買い忘れる
サークルチェックから漏れていました。ちょっと、ダメージ、大きいです。
ああ。。。
(1) 血小板コスプレまじ可愛い
二日目、東ホールのとあるサークルで買い物をしているとサークル主さんの荷物の上に「血小板」と書かれた白い帽子を見つけました。「あっ血小板!」と言って指差すと売り子さんがさっそく被ってポーズを決めてくれました。見れば、彼女はちゃんと水色のTシャツも着用していて、もうバッチリでした。こちらも思わずサムアップを繰り返してスペースを立ち去りましたが、彼女たちは「どーしてこんなおっさんが『はたらく細胞』を知っているの?」と不思議そうな様子でもありました。
まあ、これから先はそういうキャラで行くことになるんでしょうな。我ながら、歳を取るごとにどんどん痛くなっている自覚はあるのですよ。
また、西ホールでは赤血球と白血球の二人連れも目撃しました。後ろ姿でしたが、まるで「はたらく細胞」の日常回を見ているような錯覚を覚え、まさに眼福です。
僕自身はコスプレにそれほど興味はないのですが、イベント会場でコスプレしている人を見るのはお祭り気分が盛り上がるので大好きです。
(2) 娘さん、トイレ待機列割込未遂事案発生
同じく二日目、この日はリミッターという名の娘さん(20歳、知的障害+自閉症)を同行させての一般参加でした。
東から西に移動する前、トイレに行くというので離れたところから見守っていると、何と列の途中に割り込んでしまいました。
ちょうどトイレの出入り口付近で待っていた人が、90度直角に曲がったところに少し離れて立っていたのに気が付かず、その前の人の背中を見てそのまま後ろに並んでしまった、というものでした。
慌ててすっ飛んでいって「ここは違う、一番後ろはあっち」と指差しながら移動させて事なきを得ましたが、いやはや、あの時の参加者さん、不愉快な思いをさせて申し訳ありませんでした。ちょっと冷や汗もの。
で、面白かったのは、僕がそのように騒いだせいか、さらにその後ろにだらーっと列を作っていた皆さんまでがぴきぴきぴきっと列を正したことで、その様子が何と言いますかピタゴラスイッチでも見ているみたいでとても楽しかったです。
真面目な話をすると、娘さんは普段トイレの行列に割り込むことなど絶対になく、それなりの社会性は身に着けつつあります。しかし今回の事案のように、本人がぱっと見ただけでは列を列として認識できない場合があることを改めて思い知らされました。一般の人からすればそこに行列があることは一目瞭然なのですが、特に発達障害系の人には分かり難い場合があります。空気が読めない、などというのはその一例でしかありません。
今回の場合だと、アフォーダンスといいますか、環境から情報を引き出す能力が弱い、ということになるでしょうね。つくづく考えさせられました。
だって、誰もがみな高校野球の入場行進のようにピシッと一糸乱れぬ隊列を組んでトイレ待ちしていれば、娘さんが最後尾を間違える心配はないのです。しかしそんなことって定型発達者の世の中ではとても期待できないじゃないですか。
(3) ゼーガペインの新刊を買い忘れる
サークルチェックから漏れていました。ちょっと、ダメージ、大きいです。
ああ。。。