鉱石ラジオ

艦これ二次創作小説同人
C103 土曜日 東地区 ヨ-09a

RFC 3を読んでみた

2018-01-30 23:05:01 | 同人活動
RFC(Request For Comment)の3を読んだら面白いことが書かれていた。RFCの内容に関する規定である。ざっくり訳してみるとこんな感じ。

The content of a NWG note may be any thought, suggestion, etc. related to the HOST software or other aspect of the network. Notes are encouraged to be timely rather than polished. Philosophical positions without examples or other specifics, specific suggestions or implementation techniques without introductory or background explication, and explicit questions without any attempted answers are all acceptable. The minimum length for a NWG note is one sentence.

These standards (or lack of them) are stated explicitly for two reasons.
First, there is a tendency to view a written statement as ipso facto authoritative, and we hope to promote the exchange and discussion of considerably less than authoritative ideas. Second, there is a natural hesitancy to publish something unpolished, and we hope to ease this inhibition.

NWG(Network Working Group)のノートの内容は、ホストソフトウェアその他のネットワークに関することなら、意見でも提案でもどのようなものでもよい。ノートは考え抜かれたものであるよりタイムリーな方が望ましい。具体例や各論のない哲学的な立場の表明、導入部も背景説明もない事細かな提案や実装の技術、答えを出そうともしないあからさまな疑問などもすべて受け付ける。一行でよい。

以上の標準(もしくは、標準がないこと)を高らかに宣言するのには二つ理由がある。
ひとつ。我々には書かれてしまったものを事実上の権威と見なす傾向がある。だから我々はむしろまったく権威的でない意見の交換や議論を推し進めたい。
ふたつ。我々は熟慮されていないものを公表するのを躊躇するものである。だから、我々はこの自制を和らげたいのである。



権威主義的にならずに自由にやろう、ハードルを下げよう、といったところだろうか。書かれたのは1969年の4月。インターネットの基礎をこれから作り上げようという当時の空気が伝わってくる。

同人活動を始めてまだ実績の浅い当方にとっては励みになる言葉だと思ったので書き留めた次第。

C94 申し込み成立

2018-01-27 13:24:04 | 同人活動
サークルカットを登録して、申し込みが成立しました。あとは祈るだけですねー。

C91(冬)当選、C92(夏)落選、C93(冬)当選……。これまでの経過を見ていると、次は夏。「まさか!」とは思うのですが、カタログのまんがレポートとか読んでいると毎回夏は当選し、冬は落選する(またはその逆)というサークルさんもあるそうですから、当サークルもそういうループにはまっているのではないか、心配になります。祈りましょう。

夏に落選したときは本当に沈んだ気持ちになりました。同時に腹も立ちました。「なぜこの俺が!」という被害者意識丸出しで、実にみっともないあの気分です。そして次の冬に当選し、改めて賢者の心境に戻って周囲(オンラインカタログ)を見回すと「あれ、このサークルが落ちてる。どうして?」という例にいくつも気がつきました。オンリーワンジャンルのサークルも落ちることがある、と聞きます。

善行を積んで、あとは祈るだけ。
同人活動とコミケの当落結果との間には、何やら宗教儀式めいた因果律が隠されているのかも知れませんね。

無えよ。

C94 申し込み中

2018-01-25 23:06:12 | 同人活動
今日からC94の申し込みが始まりました。超ピコ手の当サークルも現在申し込み中です。決済は終了、アンケートまで入力が終わって、サークルカットを登録するところでペンディングです。
考えています。
考えているんです。
少しでも見栄えを良くして……、しかし初めての試みだから不備が怖いんだよなあ……。

風呂、入ってきます。

2018 冬アニメ点描 3

2018-01-24 23:00:23 | 日記
・刻刻
あ、これ面白いや。と思っていた矢先、第3話にして早くも飽きました。登場人物たちを一種の極限状況に放り込んで後は野となれ山となれという具合ですが、見るのに疲れてきた感じです。作品ではなくて、こちらの体調の問題でしょう。それとも年齢のせいかも。暴力的でハラハラドキドキさせられるのは少し適わないかなあ。あるいは、もう少し時間をかければ面白く見られるようになるのかも知れません。少し寝かせておきます。
梅津泰臣さんのキャラデは久しぶりのような気がします。「弁魔士セシル」(2014)は好きでした。だから後で見ます、後で。

・恋は雨上がりのように
これは素晴らしい。さすがはノイタミナ枠の作品ですね。
主人公の橘あきらについて、第一話ですでに「ああ、この娘は元々陸上部に所属していたのだな。でも怪我をして部活動を止めたみたいだな。もしかしたら、彼女はエースだったのかな」ということが台詞無しで了解でき、それが第二話でまったくその通りだったと判明して「ほら、やっぱりね」と思ったときには、もう手玉に取られている(つまり、気に入っている)という訳。こういう作品は嬉しいですね。視聴者の理解力を試すのではなくて、信頼してくれている作品だということです。水島努監督の「ガールズ&パンツァー」(2012-2013)や「SHIROBAKO」(2014-2015)もそういった作品のひとつでした。これがWIT STUDIO作品というのが少し意外。だって「巨人」に「カバネリ」でしょ。
クールビューティーの橘あきらは少し古風で、大人っぽいデザイン。第二話の自室でベッドに寝転がっているシーンとか、こういう子供っぽくない肉体の抑制の効いた描写は今時のアニメではなかなかお目にかかれないものではないでしょうか。たいてい茶化されてしまうんですよね、他の作品では。それがここではストレートに表現されていて、店長の電話で脇腹を隠す場面などは一言でいうとエッチで、良いです。上村一夫の「同棲時代」(1972-1973)のヒロインを思い出しました。何て言ったっけ?
あと、京急ね。好きです、京急。

・ポプテピピック
私にはまだ早すぎます、で終わりにしてもよいのですが、まあ「語ったら負け」な作品ではあるのでしょうな。面白がることを強要されているようで気分はよくありません。
正直なところ、どう見ればよいのか初めは皆目見当がつきませんでした。で、ひとつわかったのはこれはオムニバスのコントだということで、例えるなら(僕の知っている範囲では)「ゲバゲバ90分」に近い。これはまた随分と古いテレビ番組ですな。仕方ない、そういう世代です。今やNHKのニュースと大相撲とアニメ以外は本当にテレビ番組を見ないので知らないのですが、最近ではこういう形式のバラエティが流行だったりするのでしょうか。手を変え品を変え何度も繰り返される「ポプテピピック」のタイトルコールは、例の「ゲバゲバ、ピー」を思い出させます。
あるいはまたショートコント(本当に短い)を繰り返す手法は「セサミストリート」のような感じにも受け取れます。それでいて教育番組のように数字の「9」とかアルファベットの「Z」を幼児の脳裏に刻み込もうとするような統一的なメッセージ性がある訳ではないので、支離滅裂な印象で、非常に疲れます。まるで「面白がることじたいを面白がりやがれ」とでも言われているかのようで、最初の印象に戻ります。
でもエンディングの曲は好きです。ゆったりしていてアコースティックなので。

・ヴァイオレット・エヴァーガーデン(再)
第二話まで見ました。主人公ヴァイオレットの個性はやはりある種の発達障害を強烈に想起させるので、今後もそのような観点で見守っていきます。何が見えてくるでしょう。
一番気になるのはこの物語の落としどころで「こうして少女は障害を克服し、人間の心を取り戻したのでした、めでたしめでたし」というピノキオのような話になってしまうのかな。
まあ、見守ります。
ところで、自動手記人形って普通の人間だったのですか。じゃ、ヴァイオレットの義手のメカニズムってどうなっているのでしょうか。うーん、うーん……。
話は全然違うのですが、人名タイトルの小説って日本語では珍しいですよね。「……の憂鬱」とか「……は勇者である」とかならありますが、人名だけというのは純文学も含めて非常にまれのような気がします。「大津順吉」とか……。そういう点で、この原作者は意識的だろうと思われ、信頼を寄せてもいいのですが、こちらの関心は原作の小説ではなくあくまでもアニメの方にあります。

以上、そんなところです。

2018 冬アニメ点描 2

2018-01-17 23:13:27 | 日記
・メルヘン・メドヘン
女子がしかるべき理由で衆人環視の下で全裸になってしまう、という状況は怪しからぬほどあざといが、好きだなあ。同じ理由で「装神少女まとい」(2016)も好きでした。あと本好きの女子というのはそれだけで好感度が高い。要監視物件に認定しました。

・ハクメイとミコチ
第一話の時点でこの二人は知り合って、同居生活を初めてまだ日が浅いという設定なのかなあ。もしそうでないのだとしたら、もう少し視聴者を信頼して、話を進めてくれればいいのになあと思いますが、ま、可愛いからいっか。

・ヴァイオレット・エヴァーガーデン
まだ世界観がよく飲み込めていません。ヴァイオレットの境遇もうまく理解できないでいます。どうして彼女だけあんなに……。それに、自動手記人形って何なんですか。イライラしながら見ていたのでもう少し落ち着くのを待つとします。うーむ。
ご都合主義をむげに否定することはしませんが、主人公に欠落の度合いが大きければ大きいほどそれを合理的に説明していただかなければなりますまい。ハードルを上げて見ることにします。

・ダーリン・イン・ザ・フランキス
密度の濃いA1-Picturesの描写から、戦闘シーンでTrigger(と言うか、すしお?)モード全開になったのには思わず笑ってしまいました。「科学忍者隊ガッチャマン」のつもりで見ていたら「タイムボカン」に化けたというか、「エヴァ」のはずが「フリクリ」だったとか、そんな感じです(どんな感じだ?)。こういう楽しさは少し意外でした。でもやっぱり「エヴァ」だよね、これ?

・からかい上手の高木さん
高木さんはとても可愛い。高橋李依も上手いと思います。だが、西片が決定的にウザい。「となりの関くん」(2014)の偉大さをしみじみ噛みしめております。
高木さんオンリービデオとか発売されたら絶対に買うだろうなあ。
あと、せっかくだからドS成分を、もっと。

そろそろおなかいっぱい……。