C95 忘れ物

しかし、次の夏はさらにもう一日あるんだよね。一日あたりの規模は小さくなるとしても、４日連続は正直キツイものがあるかも、です。前日設営を含めれば都合五日間になることだしね。
現在の派遣先は超ホワイトなのでお盆はきっちり休めるけれど、木曜金曜と二日の有給休暇を取らねばなりませぬ。

それでも、否、だからこそ次の夏冬のコミケには設営もサークル参加も含めて、是非ともフルに参戦したいと思います！

あれ？
つい今し方、鬼が笑いながら表を通り過ぎて行きました。

今年もお世話になりました。
来年もサークル「鉱石ラジオ」をよろしくお願いいたします。

C95 3日目終了

お疲れさまです。
コミックマーケット95の三日目が終了しました。楽しい四日間でした（ほら、僕は0日目がありましたので）。

今日は6時半に起床、朝食をしっかり取って、9時過ぎに家を出ました。東京ビッグサイトまではドアツードアで約2時間の距離です。順調に電車を乗り継ぎ、在来線もりんかい線も座ることができ、体力を温存しつつ待機列に突入。夏コミの三日目はここで40分近く待たされる羽目になったのですが、今日は夏とほぼ同じタイムスケジュールでしたが比較的スムーズに入場できました。場内は、まあ、いつも通りなのですが。

東４、５ホールから回りました。沖縄体液軍人会の新刊、あと少しで完売というところでギリギリセーフでした。ここの新刊を買いそびれるともの凄く悔やまれて尾を引くので「今日はついているかも知れない」と思いましたね。
その後も順調に買い物を消化。必須アイテムを優先して、このブロックは時間があれば後でゆっくり、と思いつつそんなことができるわけがありません。東３で艦これ鳥海の実に素晴らしいボンデージもの（おそまつ/ななめの）を見ていたら、隣に海外からのお客様三名ほどが列を外れたところでその本を手に「りありーくーる」だの「えくすとらおーでぃなりー」だの話し合った挙げ句に本を戻して立ち去って行きました。サークル主と売り子さんと目が合い、腹が立って思わず
私「あんなこと言っておいて一冊も買わねーでやんの！」
主「がっはっはっ！」
売「まあ、まあ、まあ、まあ（笑）」
というやり取りがありました。
あんな手合いはガイジンで十分じゃ。しかし少し冷静に考えるなら、こんなもの買ったところできっと自国には持ち込めないでしょうなあ。まあ、ばれなきゃいいのかも知れませんが。僕はもちろん新刊既刊合わせて２冊買いました。日本人で良かった。そもそも、です。団鬼六を始めとする先達の偉業のお陰で、日本のBDSMは世界で最も洗練されたものになりました。これからも自国の文化は大事にし、この伝統を連綿と受け継いでゆきたいと思います。

しかし正直のところ、東ホールで力尽きました。重い荷物で両手が塞がり、西ホールは軽く流しました、と言いつつまだ買った。事前のサークルチェックで、あのサークル何だったっけ、ととうとう思い出せずにいたサークルさんを現地で無事発見。新刊をゲットすることができました。

その一方で個人的には、サークルの主要メンバーがこの１０月に急逝したため今回で活動を休止しますというサークルがあり（謹んでお悔やみ申し上げます）、夏コミで急病のため新刊はありませんと言っていたサークルが今回も参加していなかったり（マジか）、疲れ切ってしまったので申し込んだけれど今回は欠席しますというサークルもあれば（待つのもファンの務めだぜっ！）、数年前にしばらくコミケを休みますと宣言してそれきり再会できないままでいるレイヤーさんが今回も不参加だったり（せめて一目でも、もう一度お会いしたい）、一期一会で細々と紡いできた関係でしかないと理解しつつも、何とも名残惜しい「別れ」を痛感したコミケでもありました。

また一方、私自身は自分の老いを実感せざるを得ませんでした。これまでサークルチェックはDVDカタログで行い、その印刷機能を使ってマップとリストを用意してきましたが、ついにその細かい文字が読めなくなりました。眼鏡を外せばまだ読めるのですが、会場内では臨機応変に眼鏡を外すために立ち止まるのも困難で、むしろ二日目に買い物をするときに使ったスマホのCC-Viewer（はづき倶楽部）が見易くて便利で、かつて紙からDVD版に切り替えたときのように次のフェイズにシフトするときが来たことを思い知らされました。

以上、C95の個人的まとめでした。
それでは、皆さん良いお年を。あと３時間弱で「今年」が終わります。

C95 2日目終了

お疲れさまです。いや、本当に疲れました。
コミックマーケット95の二日目が終了しました。
「鉱石ラジオ」のスペースに立ち寄って下さった皆さん、本当に有り難うございました。相変わらず頒布数は少ないですが、ちょっと予想外の売れ方をしましたのでとても驚くと同時に、サークル参加して良かった、と充実感を味わっています。

しかし内情はというと、初手からヒヤヒヤものの展開となりました。と言うのも、夏コミ(C94)に続いて今日もとんでもない睡眠不足だったのです。
昨夜布団に入ったのが21時半頃。それから眠れなくて眠れなくて、途中で意識をなくているので一応は眠りに落ちているはずですが眠ったという実感を得られないくらい浅い眠りで、やがてトイレに目覚めました。このとき深夜0時半。3時間しか経っていません。いったん起き出してしまったので「何か腹に入れないと眠れぬだろう」と冷蔵庫にあったプチシュークリーム（禁断の味、禁断の時間帯）を食べて布団に戻りましたが、やっぱり眠れない。
しかし、それで本格的に起き出してサークルチェックなどを始めようものなら元も子もなくなってしまうので、破滅へと導く誘惑には必死に耐え、目を閉じ、呼吸を整え、未来の人類に私たちが犯したような過ちを繰り返さないようメッセージ伝えるためコールドスリープに入る科学者とか、ドラゴンとの死闘で激しく傷つきながらも自己修復能力を最大限に活性化して次の戦いに備えてからだを休める勇者様とか、ありとあらゆる痛々しいイメージを総動員してからだを休めることに努めました。その結果、イメージがあまりにも豊かすぎたのか、その後結局一睡もできず、朝を迎えました。
その後どうなったか……。

案外、平気でした。まる。

まあ、夏もほぼ同じようにしてサークル参加の朝を迎えたのでしたが、やはり夏と冬では体力の使い方が違うのでしょうか。夏は座っているだけでももうヘロヘロでしたが、今回は閉会の時間まで意識は明晰で、これを書いている現在はダメダメとは言うものの、何とか正気を持ち堪えております。会場で購入した二次創作小説を閉会までに読了できたほどですし（読むスピードが破滅的に遅い僕としては異例中の異例のことです）。

そのような状態だったので昼過ぎに一時間ほど休憩を取りましたが、予定外の買い物もでき（目について、あっ、いいな、と思ったものを結構買えた）、充実した一日となりました。まあ、買い忘れもあったのですが。これはコミケ四日目に持ち越し、ということで。

以上、幸いにも結果オーライでしたが、良い子は決して真似をしてはいけません。今夜も早く寝て、明日に備えましょう。

僕はこれから晩飯です。

C95 1日目終了

お疲れさまです。明日は早いのでサクッと終わらせます。
コミックマーケット95の一日目が終了しました。

やはり昨日の疲れが残っていました。昨夜は熟睡して、今朝は洗濯もし、それから家を出てちょうど12時頃に東京ビッグサイトのエントランスに到着。朝が遅かったので昼は抜きました。いつもなら開店直後のマツモトローに飛び込み、A定食で腹ごしらえなのですが。

年末寒波の襲来で気温が気がかりでした。それが今日は寒くても風はなく、日差しも強かったので暖かかった。着込んでいったので少し暑いほどでしたが、比較的快適に回れました。一日目はお目当てのサークルも限定されていて余裕を持って回れます。もう少しゆっくり見ても良かったかも知れません。しかし、昨日の疲れで早くも足が根を上げ、その都度休憩を余儀なくされました。

明日はサークル参加です。鉱石ラジオをよろしくお願いします。西1ホール み-22bでお会いしましょう。
相変わらず地味な本で恐縮です……。

C95 前日設営に参加してきました

明日からの3日間コミックマーケット95が開催されますが、一部でコミケ0日目とも呼ばれる今日は前日設営の日。僕自身は今回で連続4回目の参加になります。
完全無償ボランティアで長机とパイプ椅子を黙々と並べるだけの肉体労働ですが、やや準備会寄りの立ち位置で開催の前日からコミケに参加できる、みるみるうちに会場の仕上がっていく様子が実感できる、文化祭の前日のような気分に浸れる（ビューティフルドリーマーですね）、一日早く紙袋や参加申込書をゲットできる、サークル参加者にはちょっとお得なことがある、希に「翼」を授けてくれるのお姉さんに会える、準備会の情勢がちょっぴりわかる、などなど参加して損はありません。何だかんだ言って楽しいので「いい歳して」と反省しつつも、設営に参加するのがほぼ習慣になってしまいました。

設営前のミーティングで、使用するパイプ椅子の数が約25000脚と聞きました。机の数は聞き漏らしたのですが、数千にも上るそうですね。まだ一台も並んでいない広いホールに入ると正直途方に暮れますが、それもつかの間。仕事中にふと振り返ると「もうこんなに埋まっている！」と驚かされることしばしばでした。皆さんよく働きますね。おじさんも今日は少し頑張りすぎたかも知れません。疲れました。

行きはりんかい線で一駅手前の「東京テレポート」で下車し、青海展示場の様子を見てきました。今日も工事が行われていた様子でしたが、外はほぼ出来上がっているように見えました。AとBの2ホールから構成されるようです。単純に考えて東ホール全体の3分の1程度の規模でしょうか。



南ホール建設の様子も少し見ました。屋外展示場から見下ろすと、西ホール脇の延々と続く通路とその向こうにそびえる南ホールの印象が強烈で、日々体力の衰えと向き合っている身としては、これも辛いものがありますね。まあ、この辺は来年の何れかのイベントで実際に体験することになるでしょう。真面目に筋肉体操に励むとするか。



今日は風が強い一日でしたが、青海から歩いて有明地区に入ると一段と風が強まったような印象がありました。明日も冬型の気圧配置なので、待機列は結構過酷になるのではないかと心配されます。