大黒屋の銘菓 & よく頂く注文

誕生餅~お子様の名前を入れることもできます

2016年10月26日 20時19分35秒 | 日記
こんばんは大黒屋の野中正博です。今日は健康診断を受けてきました。なぜか5ミリ身長が伸び、体重が2.2キロ減ってました。
ウエストは4センチ減。さほど肥満じゃないけれど、60キロくらいまで体重を絞ればきっと色んな数値が良くなるんだろうなぁ。あと5キロ。次回の健康診断の日までには達成したいですね。バリウムも飲みましたよ。これが嫌で2~3日憂鬱だったけど終わって清々してます。

ところで、
誕生餅の注文を頂く一方でよくわからない、という方も多くて 質問されることも度々あります。
そこで改めて「誕生餅」について解説しておこうと思います。(以前も同じような記事を書きましたが、再度掲載します。)

<<誕生餅の由来について>>

お子様の1歳の誕生日に風呂敷で1升餅を包んで背負わせ、尻餅を搗かせる風習があります。この餅の事を「誕生餅」と言います。(神奈川県寒川町の場合)

誕生餅の由来についは地方によって諸説あるのですが、一般的なものを紹介します。

誕生餅はいわば「食べ物」の象徴なんです。1升餅といえば約1,8キロもありますから赤ちゃんにとっては大変な重さです。当然尻餅をつきますね。

つまり「背負いきれない程の食べ物」というわけです。1歳の誕生日に誕生餅を背負うのには、「一生食べ物に困らないように」という願いが込められているのです。



<<お祝いの仕方>>

1升餅を子供の背中に背負わせます。普通は風呂敷でお餅を包み、肩から脇に掛けてたすきがけで背負いますが、小さなリュックサックに入れて背負わせることもあるようです。

また、地方によっては「丈夫な足になる様に」という願いを込めて、お餅の上に立たせるところもあるようです。祝い方は 各地で様々です。まだ歩けない赤ちゃんは、この方法がいいかも。

さらに・・・重ねたお餅を踏ませたり、小さなわらじを履かせて歩かせたり、筆(芸術家)・そろばん(商人)・お金(富豪)を並べて餅を背負ったまま子供がどこに歩いていくかで将来を占ったりもする地方もあるようです。




<<で、結局背負えた方が良いのか、背負えなかった方が良いのか>>

この辺り(神奈川県寒川町)では、尻餅をついた方が「一生食べ物に困らない」という事になるんですが、早く歩き出すと将来早く家を離れたり、親元から遠く離れて暮らすようになると言って嫌い、わざと突き倒したりする地方もあるそうです。

そうかと思えば背負えた事を「立派に育つに違いない」といって大喜びするところもあるようで。地方色豊かなんですね。どれが正解という事でもないです。ローカルルールに沿ってお祝いをしていただければ良いと思います。




<<お祝いの後は>>

お餅の召し上がり方については、特に決まりはありません。お正月のお餅と一緒ですので適当な大きさに切って、お好みで召し上がって下さい。おめでたいことなので親戚やご近所に幸せのお裾分けをしても良いと思います。




▲誕生餅。3240円(税込み)です。


▲お子様のお名前を入れることもできます。



大黒屋は9時開店です。明日も皆様のご来店をお待ちしています。



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