私は春休みに向けて朝昼版の食事メニューを考え頭を抱える日が続く。
子供たちは幼稚園で担任の先生に終了式や春休みの話を聞いているらしく「今の先生が好き…」とか、「大きいぐみになれる~♪」と一喜一憂している。
そんな中でも春休みが近づくというのはやはり嬉しいらしく、それをしっかり把握しているこいちゃんはちょっぴり楽しそうである。
と、同時にかなり気が緩んでいるようである。
今日、子供達を幼稚園に送り出し、部屋の掃除をしていてたまげた。
洗濯も終え、昼ご飯の用意まで済ませて、居間を通り過ぎようとしたときに、ふと目にした棚の上に、幼稚園カバンが置かれているではないか。
なんとこいちゃんは通園カバンを忘れて幼稚園に行ってしまったのだ。
朝忙しく、お迎えのバスにせきたてられたとは言え、気づかない私も私であるが、こいちゃんはいつも背負っているカバンもなくバスに乗り込んで、物足りない感じはしなかったのだろうか?
呆れながら時計を見ると、すでに帰宅のバスに乗せられている時間で連絡することも届けることも諦めた。
親子共々どこか抜けている。
昼過ぎにこいちゃんといっくんがバスに乗って帰ってきて、二度びっくり。
なんといっくんまでカバンを幼稚園に忘れて帰ってきたのである。
いっくんに「カバンは?」と聞くと、体を動かさずに目だけでカバンが無いのを確認し、しばらく固まったあと「わしれた…」と蚊の鳴くような声でつぶやいた。
連動でもするかのように、カバンを忘れまくる二人。
暖かく、おっとりしてしまう春とは言え、まったく抜けすぎである。
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