台風一家

白川郷に向かう朝 女三人旅

ホテルでの朝食だ。
本来ならば7時からだったが、混雑しないように6時半から始まっていると言うので、まだ暗いうちから起床して向かう事に。

6時半だと言うのに、人が続々と入ってくる。

食事はブッフェスタイル。
朝食には定番の卵焼きやスクランブルエッグ、ソーセージやハムが並ぶ中…。

干物だ。
自分で好きな干物を選んで、目の前で焼いて食べると言うスタイルである。
1人一つのコンロで干物を焼きながらの朝食なんて初めてである。

やはりここでも満腹になるまで食事をして、次に向かうのはいよいよ白川郷。

バスに乗り込み、景色を眺める。
中々良い天気である。
しかし暖冬の今年、はたして雪はあるのだろうか…。

しかし、白川郷に近づくにつれて、何だか雪深くなってきた…。

と思っていたら、なんだ、この雪。
立っている人が見えないほどの大雪に慄く私である。
そして現地に着くと雪は降っているし、足元にはしっかり積もっているしで驚くばかり。

傘を持って来ていたのはおばあちゃんだけ!
これは、大変だと言う事ですぐに私とこいちゃんの分の傘も購入。
こんなに降ってるなんて…。

可愛い茅葺き屋根に雪が積もったお馴染みの光景。

絵になるなー!

軒下には鋭いツララが。
こんなツララを見たのは子供の頃以来。
暖冬の今ではすっかり見なくなった。
こいちゃんもとっても珍しそう。

ちょっと先はどうなっているのか、凄い雪である。

展望台に登ってみようかとの話になったが、バス停は長蛇の列。
歩くのも困難。
凄い吹雪でおそらく景色は見えないだろう、と言う事になりふもとで買い物を済ませる事になった。

とにかく雪がよく降っていて、ちょっと進むだけでも時間がかかる。

けれど散歩は譲れないらしい地元の柴ワンコ。
吹雪の中、ご苦労様です。

一通りお土産屋さんを回ってトイレを探し、お腹に何か入れなければ!とお店に入った。

暖かいのと座れたのでのんびりしたかったが、実はこの時集合時間まであまり時間もなく…。

相変わらず凄い雪。
迷わず戻れるのだろうか。

おでんやおにぎりを注文。

つくねも美味しかった。

店の名前を聞き、地図で方向を確かめて、何とかバス停への道を目指した私たち。
自分が方向音痴だから集合時間がきっちり決まっているバス旅行は本当に怖い。
とは言え、無事にバスにも到着し乗り込んだ私たち。
バスも何台も同じようなのが並んでいてこれまたドキドキポイントである。

次に向かったのは高山市。

ここでは雪は積もっておらず、かなり小降りに。
雪も素敵だったが、やはり歩きやすくてありがたい。

メンチカツ。

串焼き。

甘酒。

白い息を吐きながら揚げたてを頬張る。
この幸せな瞬間。

スッポン製品を扱うお店で展示されていたスッポン。
この子たちがコレに…。
粒状のサプリが入った袋を眺める私とこいちゃんである。

「お腹いっぱいよ!」と訴えるおばあちゃんをこいちゃんが説き伏せる形で入った高山ラーメンのお店。

スープがあっさりしていて美味しかった。

唐揚げも注文。
お腹いっぱいと言いながら、それでも高山ラーメンの味も確かめてみたい欲張りなこいちゃんである。

木に施された、こちらではあまり見かけない雪対策。
今はまだ序の口で、ここも今から沢山雪が降るのかもしれない。

結構、外人さんが多かった。
やはり美しい街並みが日本的で魅力なんだろうなぁ…。

お土産も買って、帰路に着く。
帰りのバスでは皆んなぐったり眠っている人も多かった。

こいちゃんが欲しがったお菓子をバスの中で食べる事に。

三人で食べながら終わりつつある旅行を反芻する。

数時間バスに揺られ、降り立った所は勿論雪なんて全く無くて…。
先ほどまで大雪の中歩いていたのが嘘のようである。
大量の荷物を持って電車に揺られ、伴侶に迎えに来てもらって無事帰宅である。

みんなへのお土産も沢山。

試食してとっても美味しかった豆のお菓子。

伴侶が好きそうなお餅やドブロクなど。

その場でドンドン開けて、皆んなで宴会である。

男衆は私たちがいない間、それなりに楽しく過ごせたようである。
いっくんも尊敬するお爺ちゃんと過ごせて嬉しそう。
また行きたいものである。
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