こいちゃんは大学に入る前の準備段階として、私たちと離れた遠方で寮生活を送っていた。
始めは色々と心配だし寂しいしでくじけそうになった私だったが、そんな環境にもすっかり慣れ始めたころ、2か月だけ自宅に帰ってくることになっていた。
「駅まで迎えに来て~」と連絡が入ったのも数日前、時間などがわかったのも当日。
どこまでものんびりなこいちゃんである。
始めは色々と心配だし寂しいしでくじけそうになった私だったが、そんな環境にもすっかり慣れ始めたころ、2か月だけ自宅に帰ってくることになっていた。
「駅まで迎えに来て~」と連絡が入ったのも数日前、時間などがわかったのも当日。
どこまでものんびりなこいちゃんである。
いっくんの提案でさくらちゃんも連れてきたものだから、何だか車内はソワソワバタバタ。
確かに早く会わせてあげたい気持ちはわからないでもないけれど…すっかり3人きょうだいである。
待ち合わせの場所なども勿論リサーチなどしておらず、携帯電話であーでもない、こーでもないと喧嘩寸前。
しびれを切らしたいっくんがこいちゃんを迎えに行ってくれた。
帰ってきた!
車の中で待っていると戻ってくる二人が見えた。
ぷぷぷ…荷物持たされとる…。
いつもは喧嘩ばかりの二人でも、離れている時間が長いと自然と普通に対応できるみたいである。
ほほえましく見守っていると、異変を察知したさくらちゃんも自然とソワソワわんわん。
いつもは喧嘩ばかりの二人でも、離れている時間が長いと自然と普通に対応できるみたいである。
ほほえましく見守っていると、異変を察知したさくらちゃんも自然とソワソワわんわん。
トランクのドアが開くと「そっちですか!」と言う慌てっぷりでさくらちゃんが駆け寄っていく。
「おかえり~!!」やっと感動の再会である。
二人で荷物を載せている間にもさくらちゃんはこいちゃんの腕の中に飛び込み、再会のご挨拶。
「覚えてくれてるんだね!」こいちゃんも実に嬉しそう。
脳みそ数センチのさくらちゃんでも大好きなお姉ちゃんは忘れない。
二人で荷物を載せている間にもさくらちゃんはこいちゃんの腕の中に飛び込み、再会のご挨拶。
「覚えてくれてるんだね!」こいちゃんも実に嬉しそう。
脳みそ数センチのさくらちゃんでも大好きなお姉ちゃんは忘れない。
一通りの荷物を載せてさくらちゃんを抱っこしたこいちゃんも車に乗り込んだ。
とりあえず無事にあえて胸をなでおろした私。
やっぱり子供たちがそばにいる安心感って、すごい。
そりゃ、大変と思うことも沢山あるけれど…こいちゃんの顔を見ると一気に気が緩みそうになった。
まてまて、まだ長い帰り道が今からだ。
気を取り直してハンドルを握る。
こいちゃんが我が家に滞在できるのはおよそ2か月。
その間に色々な準備を済ませたら、今度こそ大学に向けて家を出てしまう。
我が家にいる間に、美味しいものを食べさせてあげたい、沢山さくらちゃんとの時間も過ごさせて、大好きなスイーツも、ショッピングも…。
脳内で早くも甘やかしてしまう、親ばかな私なのである。
とりあえず無事にあえて胸をなでおろした私。
やっぱり子供たちがそばにいる安心感って、すごい。
そりゃ、大変と思うことも沢山あるけれど…こいちゃんの顔を見ると一気に気が緩みそうになった。
まてまて、まだ長い帰り道が今からだ。
気を取り直してハンドルを握る。
こいちゃんが我が家に滞在できるのはおよそ2か月。
その間に色々な準備を済ませたら、今度こそ大学に向けて家を出てしまう。
我が家にいる間に、美味しいものを食べさせてあげたい、沢山さくらちゃんとの時間も過ごさせて、大好きなスイーツも、ショッピングも…。
脳内で早くも甘やかしてしまう、親ばかな私なのである。