クリスマス。
イブである前日にプレゼントを貰った子供達は、玩具を持って公園に。
伴侶は勿論会社で、だーれもいなくなった冬のキッチンは静かでほのぼのと温かい。
静かなクリスマスの朝を、静かに紅茶なんか飲みながら過ごしていたら、突然チャイムの音が。
身に覚えのない宅急便が届き、開けてみると何と当選通知ではないか。
そうそう、確か秋ごろだったか、永谷園の鍋ラーメンの応募券でなにやら応募したんだっけ。
「鍋でご飯炊きたいな~」何て思って、住所書いたんだわ。
まさか当たるとは思っていなかったからびっくり。
さくらもとりあえず匂いを嗅いで検分。
美味しい物ではなさそうだ。
突然欲しかったガラス蓋の土鍋が、しかもクリスマスの朝に。
この世にサンタクロースはきっと存在する~!