初ざくろ

さて、また色々食べてみたいこいちゃんの為に「ざくろ」を購入した。
食べたことが無い、どんなものか想像がつかないと言うので早速買って食べさせることにしたのだ。
りんごほどの大きさのざくろ。
二人は始めての感じにちょっとワクワク…。

周りにぐるりと切り込みを入れ指をかけ、少し開けると、中から真っ赤な果汁が「ジャー」っと出てきた。
あまりに鮮明な赤色に
「えええええええぇぇぇぇぇぇ？！」とドン引きの子供達。
それを容赦なく私が、えいや！と一気に開けると、子供達はその見てくれに
「ぎゃあーーーーーっ！！！！！！！」と悲鳴をあげて逃げ出した。

ううう、確かにグロテスク…。
いっくんはよほどショックだったらしく触れることすら出来ずに遠く離れて、
「いらない…………」
そうだよね…見た目から入るヒトだから…。

反するこいちゃんは食べたい誘惑に勝てず、寄ってきてざくろをモグモグ。
「美味しい！歯みたい～（！？）」とご機嫌で食べた。

本当はいっくんにも怖がることなく、色々食べて欲しい。
とりあえず、こいちゃんの怖いものなしの食への追求には感心するばかりである。