こいちゃんがとうとう帰ってきた。
3泊4日も離れていたので、何だかうれしいような、わくわくするような不思議な気分である。
事故渋滞があったらしく、予定よりも30分以上遅れて到着した。
母親達はみんな待ち遠しい様子である。
両手にお土産と洗濯物を抱えたこいちゃんを見たいっくんは、珍しく優しく荷物を持ってあげたりする。
やはりお姉ちゃんに早く会いたかった様子である。
こいちゃんは向こうで掘ったジャガイモやカボチャを沢山持って帰ってきた。
何だか日にも焼けたみたい。
「しんどかった!楽しかった!暑かった~!!」と言うのがこいちゃんの感想。
お小遣いを2000円持って行けるようになっていたのだが、本当に自分のお小遣いを持って行ったこいちゃん。
結局自分のお金でみんなのお土産を買ってきてくれた。
お母さんとお父さんにはこれ!
いっくんにはイルカの絵が入っているほうがいいだろうから、これ!
などなど、こいちゃんなりに色々考えて買ったようである。
さらにもうひと箱買っていたが、全て開けるのがしのびなく、実家に手土産として持って帰る事に決めた。
子供達だけで実家に帰る予定にしているので、こいちゃんは自分がお土産を持って帰る、とあって満足げであった。
興奮した様子で旅行中の事を話まくったこいちゃんもお風呂から出ると、ぐったり眠ってしまった。
やはり家族以外の場所で生活する3泊4日は、精神的にも緊張することが多かったのだろうか。