今年はお父さんお母さんからプレゼントを貰うのだ、と割り切っているから話は早い。
お祝いをしようと決めたその日、朝から
「おもちゃ、おもちゃ」とそのことばかりしか頭に無い二人。
ご飯を食べて、ケーキを食べて、お祝いしてからあげる、何て言っても夜まで待てるわけも無く。
「どうせサンタ来ないんだから、早く欲しい!」と言うのが子供達の本音な訳である。
ま…これがメインと言えばメインなのだろうけど…。
ご馳走を晩御飯に食べようと思っていたが、結局、超前倒しでお昼ご飯にパーティーをし…そうそうにプレゼントを渡してしまうことに。
そうしないと、何も出来ないほどそのことばかりにしか二人の意識がないのだ。
「ご飯もいらない、ケーキもいらないからおもちゃほしい!!」となんとも味気ない…。
お昼ごはんに飾り巻き寿司や、蟹グラタン、ピザ、カレーやメンチカツなどのパーティー用の料理を頂くことに。
子供のお祝いなのに、子供がこの調子で大人ばかりが場を盛り上げようとするのもばからしいので早々にプレゼントを渡してやった。
ただ、これを渡すのは普通に渡すのではなく
「どこにあるのか宝探しみたいに紙を置いていって(指定された場所に行くと次の指示があり、そこを探すと次の指示が…と言った感じ)最後にプレゼントを見つけるようにして!」とリクエストがあったのでそのようにしておいた。
伴侶が扮したサンタ(一応…あまりに寂しいので)から紙を受け取った二人は家具をなぎ倒さんばかりの勢いで次々に指示のある紙を探し、家中を走り回った。
しばし子供達のはしゃぐ叫び声で我が家がいっぱいになった。
こいちゃんには以前から大変欲しがっていたたまごっち。
いっくんにはアトランティスと言うシリーズのブロックをプレゼントした。
早めにパーティーを済ませひとしきり遊んで、一旦おもちゃを片付けさせて、家族4人でボーリングをしに行くことにした。
初めての家族でのボーリング。
赤ちゃんの時のような楽しみ方を子供達が求めなくなった分、少しいつもと違う事をしたかったのだ。
レンタルシューズを借りて子供達にはかせると赤いシューズにこいちゃんはにっこにこ。
いっくんはシューズを驚いたように履きながら
「こで、くれるの?」
なわけ、ないじゃん!
こいちゃんは初めての事にちょっと戸惑いつつボールを選ぶ。
可愛いピンクを選びたかったようだが、とっても重たかったので緑色の子供用ボールで妥協。
いっくんもボールを選び
「これ、もらえるの?」
だから…そんなわけないじゃん…。
嬉しそうにボールを選んで、いざ投球。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/21/96400e5c1c1b6188937d9aeb0dce88d3.jpg?random=5fb9fab7f2ce2df1e54a3948c4e55597)
大人が投げるタイミングでは「ぎゅーん」と下がっていき、子供が投げるときだけ上がってくるという寸法である。
これなら絶対にピンが倒れる…と感心して見ていたが、こいちゃんは指の力が弱いのか、振りかぶるのが苦手で何度も後ろに投球!
怖いったらありゃしない…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/31/b72931143fb417199ceb91463752fdd5.jpg?random=61b9aef24f04d7d516db47b2cfe14e0b)
力任せに投げるので、うまく進めば結構倒れるのだ。
二人ともとても楽しかったらしく、帰るといってもゴネるほどであった。
慣れない体験で、ずいぶん新鮮だったようである。
帰り道、前日から予約していたケーキを貰いにいった。
私達家族向けの小さなケーキ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/a1/ca8ddaf933051ef05f960b3e52ffc166.jpg?random=c878e2a6d795a598ab0d48228689b14e)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/cd/2d43847a67c4617f239203fea46f722d_s.jpg?random=617f96cae28440aad9e5b6b9a4371091)
こま切れでクリスマスをひっぱりだしては楽しんだ。
子供達の知識が上がれば上がるほど、変わってくる家族の催しのカタチ。
大人になっても「サンタはいる!」と信じられても困るけど…寂しいような、当たり前のような。
いつか家族でクリスマスを過ごすことも無くなるかもしれない、その時親が必要以上にがっかりしてしまわないように心の準備をしておかなければいけないのかもしれない。
こいちゃん8歳、いっくん6歳のクリスマスであった。