ちぬが来た

今日こいちゃんといっくんを送って同じバス仲間と立ち話をしていると黒猫ヤマトのトラックが通り過ぎた。
前日に母親より「明日魚を送る」とメールがあったので、もしかして、と思い走って家に帰ると、やはりトラックは我が家の前で止まり、冷蔵の宅急便を渡された。
中には、ちぬを３匹分の切り身が。
１匹はソテー用(４６センチ）にしてあり、もう１匹は塩焼き用（４６センチ。腹の骨がとってない)、１匹はオスを刺身用(４０センチ）にしてあり、あらや卵などの内蔵が袋にたっぷりと入っていた。
お父さんが私に送るために一生懸命きれいにしてくれ、それを母がペーパータオルで拭いて、袋に詰めてラーメンやチョコレートなどを同梱して送ってくれたとの事だった。

刺身用と魚卵を除いて冷凍してゆっくり楽しむことにした。
こんなことを書けば「冷凍なんかして、味が落ちるのに勿体ない！！」と怒られそうだが、いくら食べきれないからと言っても人にあげてしまうのが耐えられないくらい美味しそうな身をしているのだから仕方ない。
断腸の思いで冷凍庫に入れてから魚卵をショウガ風味を聞かせた醤油味で煮付けにしてみた。
これには子供たちも大喜びで「骨がない！」と喜び「おいしい、おいしい！」と沢山食べた。
私もあまり得意分野ではなかったが、清水の舞台から飛び降りたつもりで口に運ぶと、その美味しさにびっくり仰天であった。
やはり新鮮だと臭みがない。

明日なら朝から伴侶がいるので、ゆっくりみんなで刺身を楽しもう。
伴侶は刺身が大好きで、前回送ってもらった刺身も大変喜び、子供たちは後日ソテーにされた刺身を奪い合って食べた。
まだまだお楽しみが沢山冷蔵庫に入っている。
本当に大きなちぬ様、ありがたや、ありがたや…。