台風一家

さようなら ハム

実家に帰る際、ハムスターを連れて帰ったのだが、なんと翌日ハムスターが小屋で死んでしまった。
私の「死んでるー!!」の叫び声で子供達が集まってきて号泣。
死んだハムスターを撫でたり、ひっくり返したりして、わぁわぁ泣いた。
こいちゃんは派手に、いっくんは静かに泣いた。

寒かったのかもしれないし、最近ハムスターの世話を怠りがちなせいかもしれなかった。
「ごめんね、ごめんね…」と二人ともハムスターに謝ったが、後の祭り…。
死んだ命は帰ってこない。

二人は泣きながらハムスターを実家の畑の隅に埋め、墓を作り手を合わせた。
命は、失敗すれば取り返しがつかない…。

子供達二人は悲しみ、自分達を責め、ハムスターに謝った。
が、私とて意外なほど落ち込んでいた。
子供達二人に任せてはすぐに死んでしまうだろう、と綿を追加したり、子供達が学校に行った後ハムスタートイレの掃除をしたり。
やたらと人を噛むハムスターで、触ったりするようなコミニュケーションはなかったものの、やはり情が移っていたのだ。
面倒な世話がいやで「逃がすよ~!」などと言っていたが、思いのほか自分の中で大きな存在になっていたようである。

からっぽになったハムスターケージを見ていると切ないものである。
命はやはり、どんなに謝っても取り返しなどつかないのだ。
子供達にも、真剣に心に留めておいて貰いたいものである。
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