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台風一家

こいちゃんいっくんサンタにお願い

「サンタクロースは実在するか」
この事については、最近ご近所のお友達や、こいちゃんの小学校のママ友達とも物議をかもしている。

子供の夢を守るため、親達は準備などに大忙しのこの時期、小学一年生となるこいちゃんにとってはだんだんサンタの所在や、生活など気になるところも生まれてきているらしい。
ここで、「サンタは忙しいから姿を見ることはないんだよ」と言ったり
「フィンランドにいるからあえないよ」と説明することは簡単なのだが、
さすがに小学一年生。
そろそろこのままの説明を繰り返すのも「不思議ちゃん」路線まっしぐらのようで、可哀想かな、と言う感じもしてくる。
かといって、真っ向から夢をつぶしてしまうのも気が引けるので、思い出が薄れるようにゆっくりと忘れさせていけば…と考えた。

今年はいよいよ「サンタ離れ」を決行することにした。
初めからサンタよりも玩具にしか執着のないいっくんに比べ、こいちゃんの方がやっかいである。
いっくんは「サンタにお願いしないなら、お父さんがプレゼントを「早めに」買ってくれるよ」と伝えると、速攻で、「そうする!!!」。
対するこいちゃんは、サンタにお願いするのだ、と、今年のクリスマスもやる気満々(?)である。
そこで、私と伴侶でこいちゃんの性格を考え
「こいちゃんもそろそろ赤ちゃんは卒業だし、忙しいサンタの代わりにお父さんとお母さんで、プレゼントを買うことにするよ。そしてら、これから普段プレゼントをもらえない子達にもサンタさんが回ってくれるかもしれないからね」と説明。
初めは「いっくんが5歳なんだから、まだこいちゃんにもきてくれるはずだよー!?」と言っていたこいちゃんだが、
「そのほうが早くプレゼントもらえるよ」「お父さんはサンタの衣装を着てくれるよ」と話をしているうちに笑顔でトイザラスにプレゼント選びに行くことに。

サンタが来てくれないことに関してはやはり一抹の寂しさはあったようだが、「こんなもんかな…」と半分納得もしている様子。
窓の外に向かって
「今年はお父さんがサンタになるので、来なくていいですー!!」とご連絡。
サンタが間違えて来てしまわないように、こいちゃんといっくんでちゃんと伝えたようである。
さて、大人になったときにこの日のことをどんなふうに思い出すのか。
サンタクロースも、ゆっくりと、そろそろ卒業なのである。
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