ある日の事、いっくんが血だらけの手足で帰宅。
衝撃を受けた時に出来る紫がかった赤い(何と表現すればよいか・・・)傷が足や手に多数。
破れてこそないものの、これはひどい。
思わず息をのんだが、冷静に観察すると「ん?これ、描いたの?」
いっくんは得意げに「すげえやろ、これはな黒ペンと赤ペンをブレンドしてかくねん、そしたらめっちゃリアルやねん」と鼻息も荒く説明してくれた。
手前の小さな傷は授業中に書いたもの、人差し指と薬指の間の傷は、実演(わざわざ)してくれた傷である。
「かいたばっかりよりな、少し手を洗ってからの方がリアルやねん!」
とお風呂に。
出てきたら、殆ど消えていた。
残念ながらすごくリアルだった足の傷(?)は撮影出来ず。
しかし、授業も聞かずになにやってんだ!!
これだけやったら、先生にも見つかってることだろう。
ちょっと感心してしまった私。
やはり私の血を引いてるんだなぁ・・・と妙な所で親子を実感。
きっと勉強なんて頭にさっぱり入ってないんだね。