休日の朝、バタバタと荷物を片付けていたところにご近所さまが来られた。
手にはケーキが!!
手にはケーキが!!
「本当におめでとう。引っ越し、大変でしょう。体力も使うし、相当体も疲れていると思うから、甘いものを食べたくなるんじゃないかと思って。」
と、とっても美味しいケーキをくださったのだ。
建築中に散々うるさくして、申し訳ないくらいだったので心ばかりの品を持ってご挨拶に行っただけなのに、こんなお祝いまでしてもらって恐縮するばかり…。
そんなつもりは、決してそんなつもりはなかったのだけど…やっぱり嬉しいー!!
そして美味しい―!
疲れを吹き飛ばそう、とばかりにコレステロールの事も頭から追い出してバタークリームをほおばった。
さて、がっつり食べて多肉植物のお引越しである。
1階に置いてあった子たちは数日前に引っ越していたが、本番は2階ベランダの親株の方である。
ベンチや観葉植物スタンドなど、引っ越すものが多くて大変…。
こんな時ばかりは「増やしたら苦労するんだけど…」と痛感するのだが、今回は何と全て車に積み込めてしまった。
道具類や台などは詰めなかったが、助手席や後部座席も利用して全て積み込み出来た!
夏に散々枯らしてしまったから減ってしまったかしら…。
ちょっと複雑な気持ちになりながらうんせうんせと二階から降ろしていたら、車の前に幼稚園くらいの男の子が二人。
車内に所狭しと積まれた多肉植物に目を真ん丸にして「しゅごい…」と一言。
お父さんが遠慮がちにあやまりながらやって来て、同じく車内を覗いて「凄いですね…」
お恥ずかしい…。
そそくさと仮住まいを後にして帰宅。
うんせうんせと全ての多肉植物を降ろして室内に入るとさくらちゃんがトイレで拗ねていた。
あまりに抱っこしてくれない、相手してくれない、の連続で布団の上に行く気も起きないらしい。
本当にごめんね…。
それでも何とか朝晩の散歩に連れ出してご機嫌を直してもらって、後はひたすら荷物を移動し、腰の痛みと戦う。
あと10年早かったらもっと楽だったな…。
肉体労働は食事が命!
体力勝負なのでとにかく食べる。
伴侶が荷物搬入のついでに買って来てくれたから揚げのオードブルに3人でかぶりついた。
あふれ出る肉汁に目を細めながら、租借もほどほどにご飯を詰め込む。
更にそこにポテトをほおばって、もう喉に詰まらせちゃうんじゃないかと思うほどお腹も空いていて美味しかった。
こんなわんぱくな晩御飯、何年ぶり―!?
腰は痛いし、体はだるいけど、実に心地よい満足感。
まだまだ全然引っ越しは終わる気配がないけれど、やっと多肉植物も大集合したことだし、明日からまた楽しい多肉ライフを送れるといいな~。
…と、この日はまだ楽観的に考えていたのよね…。
まだまだ全然引っ越しは終わる気配がないけれど、やっと多肉植物も大集合したことだし、明日からまた楽しい多肉ライフを送れるといいな~。
…と、この日はまだ楽観的に考えていたのよね…。