台風一家

嗚呼 夏休み

大阪も暑さが増し、セミの声もかなりうるさくなってきた。
庭にもちらほらセミの姿が確認できるようになり、こいちゃんといっくんはセミ取りに行きたいと言う。
そこで、近所の公園にアミをもって出かけると、沢山のセミが処せましと木にとまり鳴いている。
セミが沢山いすぎて、少々アミが当たったくらいでは逃げないのが凄い。
いっくんは必死でアミをふり、今年は結構取れるようになってきた。
籠がいっぱいになるほどセミを捕まえ、夢中で炎天下の中走り回る。

こいちゃんは実に対照的で、せっかく捕まえたセミをすぐに「可哀想だから」と逃がしてしまった。
空になった籠と、形ばかりのアミを持ち歩き「これならかわいそうじゃないから」とセミの抜け殻を集めていたのが、我が子ながらいじましい。

このまま持ってかえって、プールに呼んでくれたお友達に、セミを見せてあげたらいい…と考えていたら、なんといっくんは籠の蓋を開け放ち、すべてのセミを逃がしてしまった。
命の時間は永遠でないことを、最近学んだいっくんなりの我慢である。

お友達のうちのプールは広くて快適。
昼間の虫取りの自慢話をしたりしながら真っ黒になって遊ぶ、嗚呼夏休み…。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「子供 育児 学校行事」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事