伴侶の誕生日

先日は伴侶の○４歳の誕生日であった。
使っていなかった代休を誕生日にあわせて仕事を休み、サンマルクで食事をしようとか、プレゼントを買いに百貨店に行こうとか、色々計画を立てていた。
上司に休みの申請をし、準備万端で整えていたのだが、子供達が数日前から熱を出してしまった。
月曜の朝に出た熱はなかなか下がらず、夜のじっとしている間は下がっているものの、昼になると上がり始める。

基本的に薬を飲ませるのが嫌いで、出来るだけ安静にして様子を見る主義なのだが、二日目の夜になっても下がらない熱に不安を感じ始めていた。
水曜日はとうとう伴侶の誕生日、折角の計画も全て取りやめて病院に子供を連れて行くか…と考え始めていた。
が、昼寝をたっぷりしたのが聞いたのか、深夜に下がった熱は上がることがなく、翌朝もずいぶん楽になった様子。
昼になっても平熱で、家の中で大人しくしているように言い聞かせるのがかなり苦しい状況に。

折角の誕生日に一日中家にいたのではさえないし、結局晩ご飯に外食することになった。
風月に行き、お好み焼きや焼きそばをたのみ、ささやかに乾杯をした。
お好み焼きを食べに来たのに、子供達はソーセージばかり食べたがり、折角食欲が出てきたのだからと、ソーセージとおにぎりが夕食になってしまった。
スタートが遅かったせいで、８時前に漸くお店を出たが、ケーキやはしまっていたり、品切れだったりでミスタードーナツにろうそくを立ててお祝いをしたのだから、本当にささやかを通り越して貧乏くさい。
が、子供達に大声で「はぴばすで～、とうゆぅ～！」と輝く笑顔でお祝いされて、なんだかほっこり。

ちゃんとお祝いしてあげることもできず、プレゼントも買いに行けない誕生日。
それでも伴侶は一日中家の中でゆっくり出来たことが逆に癒しになったのか（？）「こんなふうに年４回有給をとるのもいいかもなぁ～」とビールを飲みながらつぶやいていた。