スイカの皮に群がっていたのはなんと蛆だったのだ。
それも、1匹や2匹ではない、スイカの赤い実が黒く埋め尽くされるほどの大量の蛆がじりじりとそれぞれうごめきながら集まっている。
私は言葉にならない言葉を発しながら、伴侶に報告。
伴侶も目を丸くしつつもなんとかスイカをナイロン袋に移し駆除。
スイカを持ち上げたところ、そのしたにも無数の蛆がうごめいていて、きりがない。
寒い、はっきりいって寒すぎる。
早速昆虫マットを買ってきて、カブトムシの大掃除が始まった。
ビニールシートを広げて土ごと全てあけてしまい、カブトムシを別の虫かごに移して行く。
こんなに蛆が大量発生しているのだから、少し弱ったりしたカブトムシは餌食となり、姿形も残らないだろう。
想像した通り、数枚のカブトムシの甲部分が見つかったものの、死骸はまったく見つからなかった。
以前、脱皮がうまくいかなかったメスのカブトムシも見つけることが出来なかった。
少なくとも20匹はいたはずのカブトムシは12匹になっていた。
がっかりしつつも新しい昆虫マットに全てのカブトムシを移し、木を蒸し干ししてゼリーを与えて引越し完了。
土ごとがんがんの太陽に照らされて、蛆たちはどこにいったのか、干からびてしまったのか、動いている気配はなかった。
箸で土をほり、いじっていると2ミリほどの小さな黄色っぽい玉が見つかった。
どうやらカブトムシの卵であるらしい。
虫干ししてしまったので、すでに死んでしまっているだろうが、これからは新しくて清潔な昆虫マットに沢山卵を産んでくれるかもしれない。
もう二度とあのような気持ちの悪い光景を見たくないので、今後はこまめにチェックしようと、心に誓ったのであった。
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