電車に揺られて家族4人。
大阪造幣局の通り抜けに行って来た。
たくさんの桜と人を見に・・・
「重たそう!」とびっくりするほどの桜の花が咲き乱れ、辺り一面桜だらけ。
人も多かったが、歩くのに困難なほどの人出ではなく、比較的自由に見て回れたのは、少しだけ一番の見ごろを過ぎていたからか?
とにかく桜が壮観。
辺り一面真っ白、という感じ。
重たいからか、このような樹形なのか子供達の背丈ほど(中には地面に着くほど)垂れ下がった枝にも惜しげなく桜の花が。
思わず触りたくなってしまう。
灯篭も出ていてとにかく夢の中みたいである。
こいちゃんなどは完全にお姫様気分で桜の木の間をヒラヒラ・・・
いっくんは一筋隔てたお隣の屋台が大変気になる様子である。
さて、今年の花は「小手鞠」。
記念メダルのデザインにも使用されているとあって、記念写真を撮る人や、立ち止まって眺める人でごった返していた。
今年の花と聞いて、こいちゃんの中でのランクがあがったらしく「やっぱり、今年の花は綺麗だ!」などと、知ったような顔で眺めていた。
いっくんは退屈そうにウロウロ。
とにかく種類もスゴイ。
緑の花びらや、大きいものや小さいもの、白いもの、ピンクの物、多種多様で飽きることがない。
記念メダルはとっても高価。
いっくんは値段も見ずに「欲しい!買って買って!!今日の思い出にぃ~!!」
62万3000円、無理。
「じゃあ、これでもいいから!」と彼が指さした記念硬貨も5000円くらいするもので。
どうせ普通のお金と記念硬貨の違いも判らないのに、どうして買ってあげる必要があろうか。
速攻でお断りである。
とうとう出口になり、子供達がとっても楽しみにしていた屋台の方に向かう事になった。
普段あまりしない夜のお散歩に子供達は早くも夏祭り気分である。
たっぷり買い食いして・・・・伴侶が食べようと思って買ったものにまでかぶりつく子供達。
金魚釣りまで!
途中で面白いお菓子「クルタレ」を購入。
練り飴の一種で、白い糸状の物を1万本以上重ね、そこに色々な具をくるみ、繭のように成形したもの。
サクサクして美味しく、試食をさせてもらってから子供達がハマった。
帰宅してからゆっくり吟味。
かつての朝鮮王朝時代に王の長寿や幸運を象徴するものとして献上されてから、宮廷料理と分類されるようになったらしい。
本当に繭そのもので、食感が不思議。
綿飴とも違う、砂糖菓子でもない・・・
ふわふわの糸の中にはクルミ、松の実、アーモンド、きな粉などなど、たっぷり。
ひっぱると、外の繭(?)がのびる~。
韓国のお兄さんが実演販売で売っていたことから、子供達も「韓国のお菓子だ!」と大喜びであった。
いっくんは出目金ばかり15匹もすくった。
電車で帰宅する際すぐに酸欠になり、逆さになって浮かび始め、慌てて家族でダッシュ!
2回もトイレで水を補給したが、そのおかげか全匹無事に帰宅した時は胸を撫で下ろした。
黒い金魚ばかりが泳ぐ様は何だか不思議である。
子供達が大きくなって、行動にも融通がきくようになってきたのが、とっても嬉しいと思う。