影まで可愛い さくらちゃん

冬の寒い朝。

私と起きたさくらちゃんはまず1番にご飯をおねだり。

ガツガツと頬張ったらトイレに向かう。

トイレから出てきたらお股を拭いてから歯磨きして、歯磨きガムを大喜びでカミカミ。

それが終わったら服を着させる。

全て終わるとさくらちゃんは2階の布団に戻りたくてソワソワ。

私の後を追いかけながらおねだりするのだ。

「2階に上がる？」と聞くと飛び跳ねて尻尾を振り私にしがみつく。

抱っこして2階に連れて上がると、私を振り返りもせずに布団に直行するのだからわかりやすいものである。

これが一連の流れ。

ここまで済ませたら私はゆっくりと出勤の準備が出来るのだ。

逆に私が休みと分かった時には2階に上がりたがらない。

散歩が目的だからだ。

どんなに寒くても外に出たがるさくらちゃん。

知人のワンコなどは寒すぎて散歩を嫌がるというが、さくらちゃんはどんなに寒くても散歩に出る。

そして体が冷え始めると一気に走って帰宅するからたまらない。

追いかける人間たちは必死である。

最近、腰や足が痛い私はもうクタクタに…。

この日は天気が良く暖かかったため、ゆったり歩いて帰宅のさくらちゃん。

可愛いけど影をぴょこぴょこ弾ませながら歩く姿がたまらない。

こんな些細な事でも可愛いと感じて幸せにしてくれるさくらちゃん。

沢山散歩に行けるといいな。