台風一家

女は女らしく男は男らしく

先日、小学校二年の男児(7つ)が、「性同一性障害(GID)」と診断され、女児として通学しているニュースが流れて驚いた。
難しいことは判らないが、私も小さい頃は自分のさせられる格好が嫌だったり、「○○らしく」などと言われる事に抵抗を感じたりしたものだった。
「きっとみんなも少なからず違和感を感じつつ生活しているものなんだろう」としか思っていなかったが、細かく医者にでもかかっていれば私も違っていたのかも…?

今朝もこいちゃんは、心酔する担任の石川先生が幼稚園バスに乗ってくれない事に文句を言っていた。
自分の信用する石川先生が自分のバスに乗ってくれないのが裏切られた気分になるのか、かなり根に持って毎日文句を言っている。
そこで、こいちゃんの大好きなおしゃれでそれをごまかし、だましだまし幼稚園バスに乗せている。
親類からわんさと貰った古い髪留めやゴムをTDLで買った可愛らしいピンクのバックに押し込み、その中から付けていく髪留めを毎朝選ばせるのだ。
大喜びであれも付けたい、これも付けたいと欲張って選び、少々ちぐはぐなコーディネートになったりもするのだが、おしゃれをしたくて堪らないらしい。
幼稚園に着くと先生に必ずその日の髪留めを見せて感想を聞いているようなのだ。

口紅やお化粧などにも敏感だ。
「こいちゃんも、早くお化粧したいよ」と泣きじゃくることも珍しくない。
石川先生が散髪をしていればいち早く気づき「先生かみ切ったね?」と先生に確認したり、新しい服を着れば「お!見たことない服だね、可愛いね」と一言。
ヘタな大人よりよっぽど気が利いているのではないか。
私が子供の頃は、男らしく、女らしく等の話をするのは親ばかりで本人はいたって無関心だった。
が、こいちゃんに関してはそんな話は必要ないのかもしれないと思っている。
きっと素敵な女の子に成長してくれることだろう、と期待したりして。

今日の帰りのバスでは降りる間際、なかなかハンサム(?)な年中さんくらいの男の子に何度も「こいちゃん!こいちゃん!ばいばーい!」と熱烈に手を振られていた。
今から心配しても仕方ないのだけど、まぁ、ほどほどに女っぽく成長してもらえたらいいかな……
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