蘇える悪夢

４日の昼過ぎ、たまたま点けたテレビから
宮城県石巻で震度５強との速報
えっ　石巻にはまだ仮設住宅に住む
義妹夫婦がいるのにと　慌てて
携帯にかけるが出ない
確か高台にあると言っていた仮設、地盤も
そこそこしっかりしてるからと、この前言って
いたよね？と繋がらない電話に不安が募る

じりじりしながらの10数分　やっと繋がった
電話の第一声があぁー、今回は怖かったー
だった。日常的に震度３～４の揺れはあるのだとか
慣れていたのに今回は大きくて、隣近所の方たちも
飛び出したのだという
思わず２年前を思い出しちゃたーと、声を落す
狭く暑い仮設、どうぞこれ以上苦しめないであげて
下さい、と祈るような気持ち-------

二階があって良かった～？って！

友人から暑いね～如何してる？の電話
そういう貴女は如何してるの？の問いに
ちょっとと声を落とす。
久しぶりにランチでもする？と聞くと、即
良いね～の応えもう一人のお仲間さんにも
声をかけ、会うことに
それぞれに近況報告しながら、話はあちこちへ
今朝の友のちょっと凹んだ声は停年退職した
ご主人との日常的な気持の行き違いや、煩わしさが
原因なのだとか------
下の階でご主人が、二階では友が、そんな形で日々を
過ごしてるのだとか----出かけることに　とやかく言う訳では
無いいんだけど、何かうっとおしくてと----
私も最も親しい友人数人に言われた貴女の処は絶対濡れ落ち葉ねの
言葉を、遠い昔のことのように思い出す。
今はお互いの領域には立ち入らず、それぞれを尊重し上手くいっている
そして大事にしているのは、感謝の気持ちはどんなに小さなことでも
必ず言葉に出してること主人からの「ありがとう」は未だ
聞けないけど、頼み事はすぐしてくれるそれが主人の私への
感謝の気持ちだと、私は良いように解釈している
友の所も、もう少し時間が必要かもね？

頑張ってます！

指導者が居なくなって早８か月
今は皆さんに頼まれ主人が、１時間の体操引率者に

ラジオ体操第一、第二は定番で　その後は今までに
教わった種々の種目を思い出すままに
　時々はハードな体操が入り、皆さんの吐く息が荒くなり
　笑いながらのきついょ～のブーイングが出ることも
それでも皆さんが掛け声をかけてくれ、和気藹々とした
雰囲気になる
マットを使っての体操をしましょうと、声がかかるとわぁ～寝られる～
とあちこちで笑い声が
一週間に一回のこの体操教室を、皆さん楽しみにされてるようで
主人も、図書館から体操関係の本を借りてきては研究したり
テレビを見ては、良さそうだと思うと録画している
これからもずっと続くだろうこの教室　気心が判ってる
皆さんとの交流を大事にしたい

今の私に出来ることは？

朝、お隣さんへ回覧板を持って行く
つい２～３日前、ここのご主人がまた救急車で
運ばれる。
40度先の熱が出て震えが止まらず、お世話に
なってしまったと、奥さんが申し訳なさそうに言う
もう５年位になるかしら？　脳梗塞が元で体が
不自由になり、ずっとか細い奥さんが巨体の
ご主人を支え、生活している。
ときには思うようにならない、ご主人の荒らげる
声を聴くことも------
献身的に仕える奥さんに頭が下がる
はたして私だったら、ここまで出来るかしらと
時には自問自答　　そんな奥さんが
堪らず愚痴をこぼすことが------
そう今の私に出来ることは、奥さんの
気持ちが少しでも楽になればと、聞き役に
徹することだけ
そしてご自身の体にも充分留意してと-----
願うのみ

多感な時期の別れに-------

孫からバァちゃん如何したらいい？と
電話が入るが声が何時もと違う
如何したの？の問いに、同級生の
お母さんが、亡くなったって連絡が
今入ったんだけどと、オロオロ------
聞くと小、中の時よく遊んでいた友の名が

この方とは、私も何回か話をしたことがある
明るく元気な人で、　高血圧が原因とか-------

級友と一緒に通夜に行くんだけど、ご焼香の
仕方がよく分からないから教えてとのこと
服は制服でいい？半袖より長袖の方がいい？と
聞かれる。暑いけど長袖の方が良いと思うょと
答え、準備。まだ友の不幸が現実のように
思えないと言う
多感な時期の、お母さんとの別れに
悲しみの深さを、思わずにいられない------