昨日、「PT2を使ってWMCで録画したものは暗号化されている可能性が高く、ほかのソフトで利用できない」と書きましたが、aetosさんにコメントで「7が動いてる他のマシンで再生できるか確認して頂けると嬉しいです。現段階ではまだ、7のみなのか録画マシンのみなのかが切り分けできてないと思います。」と言われまして。ああなるほど。そういえばそうですなぁと思い立ったんです。が、手元にWindows7これひとつしかありません。昔のOSなら第二のPCにもインストールできて確かめることができたんですが、xp以降のOSはアクティベーションでひとつしかインストールできず、そういうテストすら行うことができません。うーん、困った。
そこで、ひとつ思い出しました。Windows7のRC版、いわゆる評価版。あれならまだ手に入って使えるんじゃないか、と。ただ、ほかのOSが動いている他のPCの環境をつぶすのはイヤですし、デュアルブートにするのもちょっと・・・。XPのときと違い、Vista以降はデュアルブート環境を元に戻すのが、非常に面倒になってしまってやりたくないんですわ。
そこで考えました。そういえば、どこかでWindows7評価版の、VirtualPC用が配布されている、という話を聞いたことがあります。そいつを落としてきて、VirtualPC2007とあわせて使ってやれば、OS環境をつぶすことなく無料でできます。こりゃいい、これで行こう。思い立ったら即行動、マイクロソフトの配布サイトを探します。で、こちら
Download details:Windows 7
残念ながら英語版しかないらしいのですが、日本語を使うことはできるそうなので、ちょっと使う分には問題なしと判断。ファイルは3つに分かれているので、
・Windows7Fullx86Ent90Days.part1.exe
・Windows7Fullx86Ent90Days.part2.rar
・Windows7Fullx86Ent90Days.part3.rar
をそれぞれ落とします。合計ファイルサイズが2GBに満たないmのですが、part1.exeを実行して解凍すると、5GBほどの容量に膨れ上がります。
VirtualPCもマイクロソフトから落としますが、現在マイクロソフトで単にVirtualPCで検索しても、Windows7でXP Modeを使うためのVirtualPCばかり出てきます。今回はVistaPCで7を使うので、VirtualPC 2007を使います。
起動ですが、インストール済みのVirtualPCを立ち上げ、新規作成し、「既定のバーチャル ハード ディスク」を選択、参照するファイルは、さっき実行したpart1.exeで指定フォルダ内のWindows7Fullx86Ent90Days¥Windows7Fullx86Ent90Days¥Virtual Hard Disks¥Win7ENT90DAYS.vhd
です。メモリの量なのですが、なるべくたくさん割り当てないとVirtual版Windows7、Virtual7が起動しません。ウチのVistaPCは4GB積んであるので、とりあえず2GB割り当てましたが、それより小容量だと実行できないかも知れません。
かくして完成したVirtual7ですが・・・お、遅い・・・。
亀が匍匐前進しているがごとき速度で、Windows7の掲げる「Vistaより軽い」とは程遠い感じ。そりゃVistaで動いているVietualPCで動いているわけですから遅いに決まってますし、ましてCPUもPhenomx49350eですから遅くて当然なんですが。にしても遅い。どのくらい遅いかというと、このVirtual7内で動画の再生を実行したら、絶対終了できないくらいです。反応が遅すぎて停止ボタンがそもそも押せませんし、無理やりクローズさせてもずっとプレイヤーと動画だけは延々と残り続けてしまうのです。さっさとリセットを選ぶのが一番早い停止のさせ方、くらいです。もう気分は修行僧。根気が必要とされる世界です。それでも、やらねばなりません。なんとかファイルをVirtual7にコピーし、まずはMediaCenterで実行。ですが、VRAMが少なすぎて再生できないとかエラーメッセージが出ます。ああ、やっぱりか、と思う反面、再生できない理由がV-RAMであることに違和感を感じます。なので、今度は、もうひとつwtvファイルを再生できるWMP12を立ち上げることにしました。ですが、先ほども書いたとおり、おそろしく遅いので、動画ファイルをドラッグしても、反応しているのかしていないのかさっぱりわかりません。あきらめて、しばらくトイレにでも行っていましょう。
帰ってくると・・・なんと、再生画面が映っているではありませんか! ほとんど紙芝居のごとき動画枚数ですが、確かに録画したファイルの動画画面です。
訂正いたします。どうやら他のPCでの再生は可能です。今回使ったPCはUltimate
が動いているものとは物理的にも別のPCですし、7も別物です。もちろん、評価用の7ということで確実とは言えませんが、PT2だったためでしょうか、暗号化はなされていませんでした。wtvもおそらくmpgやtsの派生フォーマットというより、7の一部ソフトしか対応していない特殊なコンテナと考えた方がよさそうです。あとは、規制のかかっていない海外からwtvを操作できるソフトの登場を待つだけかな? 快適に使えるようになることを期待しましょう。
そこで、ひとつ思い出しました。Windows7のRC版、いわゆる評価版。あれならまだ手に入って使えるんじゃないか、と。ただ、ほかのOSが動いている他のPCの環境をつぶすのはイヤですし、デュアルブートにするのもちょっと・・・。XPのときと違い、Vista以降はデュアルブート環境を元に戻すのが、非常に面倒になってしまってやりたくないんですわ。
そこで考えました。そういえば、どこかでWindows7評価版の、VirtualPC用が配布されている、という話を聞いたことがあります。そいつを落としてきて、VirtualPC2007とあわせて使ってやれば、OS環境をつぶすことなく無料でできます。こりゃいい、これで行こう。思い立ったら即行動、マイクロソフトの配布サイトを探します。で、こちら
Download details:Windows 7
残念ながら英語版しかないらしいのですが、日本語を使うことはできるそうなので、ちょっと使う分には問題なしと判断。ファイルは3つに分かれているので、
・Windows7Fullx86Ent90Days.part1.exe
・Windows7Fullx86Ent90Days.part2.rar
・Windows7Fullx86Ent90Days.part3.rar
をそれぞれ落とします。合計ファイルサイズが2GBに満たないmのですが、part1.exeを実行して解凍すると、5GBほどの容量に膨れ上がります。
VirtualPCもマイクロソフトから落としますが、現在マイクロソフトで単にVirtualPCで検索しても、Windows7でXP Modeを使うためのVirtualPCばかり出てきます。今回はVistaPCで7を使うので、VirtualPC 2007を使います。
起動ですが、インストール済みのVirtualPCを立ち上げ、新規作成し、「既定のバーチャル ハード ディスク」を選択、参照するファイルは、さっき実行したpart1.exeで指定フォルダ内のWindows7Fullx86Ent90Days¥Windows7Fullx86Ent90Days¥Virtual Hard Disks¥Win7ENT90DAYS.vhd
です。メモリの量なのですが、なるべくたくさん割り当てないとVirtual版Windows7、Virtual7が起動しません。ウチのVistaPCは4GB積んであるので、とりあえず2GB割り当てましたが、それより小容量だと実行できないかも知れません。
かくして完成したVirtual7ですが・・・お、遅い・・・。
亀が匍匐前進しているがごとき速度で、Windows7の掲げる「Vistaより軽い」とは程遠い感じ。そりゃVistaで動いているVietualPCで動いているわけですから遅いに決まってますし、ましてCPUもPhenomx49350eですから遅くて当然なんですが。にしても遅い。どのくらい遅いかというと、このVirtual7内で動画の再生を実行したら、絶対終了できないくらいです。反応が遅すぎて停止ボタンがそもそも押せませんし、無理やりクローズさせてもずっとプレイヤーと動画だけは延々と残り続けてしまうのです。さっさとリセットを選ぶのが一番早い停止のさせ方、くらいです。もう気分は修行僧。根気が必要とされる世界です。それでも、やらねばなりません。なんとかファイルをVirtual7にコピーし、まずはMediaCenterで実行。ですが、VRAMが少なすぎて再生できないとかエラーメッセージが出ます。ああ、やっぱりか、と思う反面、再生できない理由がV-RAMであることに違和感を感じます。なので、今度は、もうひとつwtvファイルを再生できるWMP12を立ち上げることにしました。ですが、先ほども書いたとおり、おそろしく遅いので、動画ファイルをドラッグしても、反応しているのかしていないのかさっぱりわかりません。あきらめて、しばらくトイレにでも行っていましょう。
帰ってくると・・・なんと、再生画面が映っているではありませんか! ほとんど紙芝居のごとき動画枚数ですが、確かに録画したファイルの動画画面です。
訂正いたします。どうやら他のPCでの再生は可能です。今回使ったPCはUltimate
が動いているものとは物理的にも別のPCですし、7も別物です。もちろん、評価用の7ということで確実とは言えませんが、PT2だったためでしょうか、暗号化はなされていませんでした。wtvもおそらくmpgやtsの派生フォーマットというより、7の一部ソフトしか対応していない特殊なコンテナと考えた方がよさそうです。あとは、規制のかかっていない海外からwtvを操作できるソフトの登場を待つだけかな? 快適に使えるようになることを期待しましょう。
しかし、一度wmcで録画しますと停止させてもbcas リーダーが動いたままになり、その後のTvrockを使った録画が0Kのファイルしか出来あせんでした。混在使用は無理があります。
こうなると、今度はWMC正式対応の機会の反応が気になってしまいますね・・・
どこかで試してないもんかな
動画もしくは汎用ファイルの判定ソフトで
分かりませんかね
mediashow espressoだと扱えますか。それは朗報ですね~。一度MediaCenterを起動させると基本常駐する感じなので、TvRockと同時使用ができないのは、仕方がないですね。
>通りすがりの三十路さん
予想に反して読めてしまいました。ほんのちょーっとだけ正式ボードがほしくなりましたけど、Virtual7はもう使いたくないです(笑)
>2009-11-18 00:01:47さん
読めないんですよ、ほとんどのソフトで。そのうち解析は進むだろうことを期待sしましょう。
海外のユーザーは結構解析してるような印象を受けます
WTVそのものはやはりコンテナで間違い無さそうです
一応WTVから既存のDVR-MS形式への変換もできるようで
またMPEGも抽出できないことは無さそうですが
実用的に使えるかどうかまだ分かりません(ざっと目を通した限りでは)
http://www.dslreports.com/forum/r20938235-Vista-Vista-Media-Center-DVRMS-vs-WTV
http://thegreenbutton.com/forums/p/61538/402800.aspx#402800
特にVista時代から続いているDVRMSToolboxみたいなDVR-MS用の
ソフトウェアは揃ってるのでそのうちにWTV向けにも同様のソフトウェアが出てくるかもしれません
(というかDVRToolboxがWTVに対応しそう?)
DVRMSToolbox
http://babgvant.com/
以前にも書いたかもしれませんがそう言う用途(と言うか動画関係)にはWMWare player3.0を使うといいですよ。
VPCやVBOXなどの仮想化ソフトはDirectdrawやDirect3Dの対応度が低く使い物になりませんが,VMだけは別で動画だったらホストでの再生と変わりなく行えます。仮想化レベルが他とかなり違っていて簡単に言うとホスト側のドライバで描画していますから,OS分のオーバーヘッドがある程度の差しかありません。
さらにCPUもホスト認識分割り当てられますし,VRAMも128MB振られるので高度なゲームでも無い限り問題なく動きます。(それらのゲームもVRAMが足りないだけなのでテクスチャ化けが発生しますがホストの6割程度の速度で動作します。)
それからWin7のイメージですがVHDは変換して使用することが出来ます。ライセンス的にも問題ありません。VPCのXPモード用イメージの転用も可能です。只しこれらを転用するには正規ライセンス製品を所有している事が条件で所有しているならMSも問題ないとアナウンスしているようです。
VPCやVBOXを使ってみたことがある方なら性能の違いに驚くと思いますよ。
Windows Virtual PC は XP Mode 専用ではなく、他の仮想マシンも使えますよ。
試してはいませんが、おそらく 7 の評価版の VHD も読み込めると思います。
7 では特にツールを使わなくても、標準で .wtv ファイルを右クリックすればメニューの中に「.dvr-ms 形式への変換」があるはずですが。
一度試してみてはどうでしょう。
でもVPCはDirectX8までなので、Vistaや7なんかは荷が重いかもしれません。
他の人のコメントにもありますが、VMWareではDirectX9まで動くのでVPCよりも軽くなるかと思います。
また、VMWare workstationだとフルスクリーン排他モードを使うと描画が軽くなりますが、playerだと対応していないかも…
あと、
>2009-11-18 02:27:47
さんの「ホスト側のドライバで描画」ですが、これはOpenGLのコマンドだけだったと思います。
なので、DirectX等はVMWareのグラフィックドライバで描画していたと思います。
>2009-11-18 01:34:49さん
下の方でTMPGEncのAuthorで読んでいる実行画面の写真が出てますね。ちょっと、いや大いに期待しちゃいます。
>2009-11-18 02:27:47さん
はい、その点は一瞬頭をよぎったのですが、まぁ確実に動く方でいいやって。これからも使う予定があるのなら他のソフトを試しますけど、今回は一回コッキリなので。
>aetosさん
残念ながら、右クリックの変換を選ぶと「互換性がありません」などのメッセージが出て、コンバートしてくれないんですよ。できたら、ほぼ完成するんですけどね。
>PfPさん
VirtualPCだとなぜかVGAが標準VGAになっているのも遅くなる原因とも思えますが、それ以前の問題のようにも思えます。そもそもソフトの起動もひどいので。
ひとつ思うのですが、Windows7でVirtual PCを使う意味は、あまりないのではないかと思います
Windows 7はVHDファイル上にインストールしてブートすることができる新機能があるので、これで仮想環境ではなく完全動作します
パーティションをきったり、戻したりする必要性もありません
元の環境に戻すのも、HDD上のVHDファイルを消すだけで終わります。これを消さずにどこかへ保存しておけば、いつでもDual bootに戻すこともできます
VHDファイルの削除や戻す際にboot loaderの編集は必要ですが、それだけです
7をDVD起動して、コマンドラインを選び、diskpartというコマンドでVHDの作成やマウント、OSのインストールができます
これはRC版でももちろん可能です。ご活用ください