タブレットPCは8インチ級に限る(ただし7インチ級が登場するならその限りではない)を自称しているわたしの注目するメーカー、ALLDOCUBEから新型の8.4インチタブレット、噂のiPLAY 60 mini Turboがついに発売されました。
公式ページには中華タブらしい紹介が並びますが、なんといってもニヤリとさせられるのが
"8.4 インチ IPS ディスプレイは、1920×1200 の解像度と、一般的な 8.7 インチ HD 画面よりも 100% 以上高いピクセル密度を誇り "
の一文。明らかにXiaomiの「コレジャナイ」タブ、Redmi Pad SE 8.7を煽ってますねぇ。
最大の特徴はSOCの変更。50miniPRO/60miniPROと採用が続いたHelio G99ではなくQualcommのSnapdragon 6 Gen1を使っている点でしょう。抜群の高性能、というわけではないですが、G99よりは確実に勝る性能を見せます。その反面SIMスロットがなく、かつGPSもないとのことなので、機能面でいえば過去のminiシリーズでも一番劣る面もあるということです。、ここら辺割り切りが必要ということなんでしょうか。LenovoのY700あたりもこういう仕様~もちろんSOCはハイクラスなのでベンチマークでは各段に上なのですが~だし、XiaomiもSIMスロット&GPS無しのモデルを用意しているので、地域によっては8インチ級はGPS無しでも関係なく売れるのかも知れません。
すでにAmazonや楽天で売られていますが、欲しい人でも買うのはちょっとだけ待ちましょう。公式サイトトップページによると、限定価格23999円でAmazonおよび楽天市場での販売を予定しているとのこと。おそらく予告されている10月15日と16日の日にち限定ということでしょう。現状では両サイトともそれより高い価格がついている(特にAmazonは3万円半ばで高い)ので、最低でもそこまで待ちましょう。個人的にはSOCの強化より使い勝手を強化したモデルが欲しいので今回はパスです。多分SIMGPS対応の次が出るでしょうし。
それにしてもよくわからないのがALLDOCUBEの命名法則。Socが変更してるのに数字は同じ60のままでした。50の時もそうでしたが、50から60に変わった時はSOCは同じでセンサー類の強化など使い勝手の向上を図ったモデルでした。そういう意味では今回のTurboは確実に使い勝手が60miniPROとは違う(ただしよくなったわけではない)のに60を維持したのは少しおかしいのですが・・・。最低二機種は数字を保つというのが方針なのでしょうか。
ちなみにAlphaWolfの8.4インチタブ、APad1の「貼り付き」がちょっとひどくなってます。50miniはメモリ管理さえやっておけばそれほどひどくならないのですが、APad1は何もしなくても貼りつきする、厄介な状態になってしまいました。どうもこっちはメモリだけではない模様。
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