昨日(12月29日)の22時台、なぜかアクセスが最近の5倍くらいあったんだけど、何かありました? 特に何かやった覚えはないんですが。
さて、いよいよ2021年も終わりとなります。今年もなんだかんだ言って引きこもるしかない年でした。来年こそ動きがあることを期待しましょう。
期待の東京オリンピックによって4Kテレビは売れたか・・・と言えば売れたようですし、売れなかったと言えば売れなかったみたいです。おこもり需要によってテレビは思ったより売れた、BSアンテナもそこそこでたという報道もありましたが、データを見る限りそこまででもないような。
どこまで正確かはわかりませんが、6月までは前年度比で売れ行き好調であったもの7月に入って急に失速、それが10月まで続いています。7月に何があってテレビの売れ行きが左右されたかよくわからないのですが、少なくとも東京オリンピックはテレビの販売に貢献したとは言えないと断言して良さそうです。2020年度は2019年度比で一年通して出荷台数アップしていて棒グラフではちょっと上がった程度でしたので、2021年度は年末までのデータが出た場合よくて昨年並みでしょう。2019年度並みに落ちていても不思議ではありません。ただ4Kテレビは常時出荷台数の半数を超えており、おそらく販売実績も同程度の割合かそれに近い成績だったと思われます。ただ、どれだけの人が4Kテレビを4Kテレビとして使っているかは不明ですけどね。HDしか要らないけど4K対応テレビしか売ってないからそっちを買った、って人も多そうですし。
個人的には録画に関してデジタル放送のひどさを反省していない4K放送には相変わらず手を出す気はないのですが、その決意を打破するかも知れなかったFriio4Kは結局今年も登場せず。さすがにもう出ないかなぁ。こいつが予告通りに出荷されていれば狂喜乱舞して4K受信環境を入れたんでしょうが。
最近配信に押されっぱなしでそっちがあればテレビはいらない、などとさえ普通に言われる始末のテレビ業界ですが、まぁあちらがその気になれば人を引き付ける魅力はまだ持つことも可能ですし、個人的には配信は絶対放送にとってかわることは出来ないと思っていますので、いい加減考えを改めてほしいものです。
と、放送界は置いときまして。
2021年度のPC界は結構にぎわいました。Intelがようやく重い腰を上げて新コアを導入した第11世代、続いて第12世代と続けて投入したからです。第11世代はそれほど評判は良くなかったようですが、PLを上げれば安定を保ったままそこそこパフォーマンスが出たので個人的には当初の印象ほど悪くなかった製品でした。一方第12世代はやはりPLがアンリミテッドのものばかりですがAMDのRyzenを上回るベンチマークスコアやゲームのフレームレートを出した、と評判のようですが、未だそうしたインフルエンサー向けのハイパフォーマンスモデルしか出ていないのがわたしとしては不満。ですがIntelのことですから当然2022年には待望の低TDPモデルや下位モデルが登場予定です。噂ではCore I5の下位モデル以下は第12世代の特徴の一つである低消費電力低パフォーマンス担当のEコアが使われないようになっているとか。わたしとしては、完全私的に買うのならEコアは別に要らないと思っていますのでむしろEコアを不要とした分価格を抑えられるモデルは歓迎です。ただ、仮にもレビューワーの端くれとしてはEコアもちゃんと搭載しているとされているi7の無印を購入予定でいます。商業サイトとかだとEコアがお休みしているだろうベンチマークの数字ばかりで全然PコアとEコアの使い分けみたいな記事を書いてくれないので、自分で調べるしかないですし。手間がかかって大変そうですがだからこそ面白そうです。
一方AMDは今年はもっぱらRADEONに力を注いでおり、CPU関係はAPUのみだったようです。もちろんそのAPUこそが一番大きかったわけですが、「今後APUはCPUの下位扱いにする」というAMDの意志がはっきりと伝わってきた展開でもありました。その分来年は動きそうです。
確実に来年すぐ出るのが3次キャッシュを3D技術で三倍化した3D V-cacheのRyzenです。性能が平均15%アップするとのことですが、そもそも3次キャッシュを減らしてあるAPU系にこの技術を使ったマイナーチェンジモデルが来ることはないと思います。噂ではRyzen9と7のみで5にさえ来ないとか。これからRyzenのハイクラスCPUを買うのならこれが出るのを待った方がよさそうです。
Zen3+というコードネームも出るかと言われています。これは現在のTSMCの7nm+の製造プロセスを使ったものから6nm製造プロセスに置き換え、若干の性能アップを図ったものだそうです。が、Zen→Zen+が大して変わらなかったようにこちらもそれほど大きな違いにはならなさそう・・・ということで製品の登場自体が危ぶまれていたようですが、どうやらAPUのみ、それもモバイル用での登場だけということになりそうです。そしてCPU部分の変更に伴い、GPU部分がNaviからRDNA2に変更になる模様。これは最近のIntel製モバイルCPUが、3Dゲームにおける少なくともベンチマーク上では現行のモバイルRyzenを上回るスコアを出しているとされているため、その対抗措置として必要だからです。ただRDNA系ゆえにFluid Motion Videoは期待できず、AMDはベンチマーク性能の代わりに映像表現能力を後退させることになります。
後半になると思われますが、待望のZen4が登場するでしょう。メモリにDDR5を使い、ソケットも仮名AM5に変更になるようです。また、現行のPPGA形式からIntel製CPUと同じLGA方式になるかも、という噂もあります。CPU側のピンが曲がるという恐怖から解放される反面、マザーボード側のピンが曲がる恐怖が出てきますので痛しかゆし、というところなんですが。価格を考えるとCPUを大事にしたいところですが、手間を考えるとマザーボードが傷つきやすくなるのが怖いです。
Zen4のパフォーマンスが上がるのは当然ですが、個人的に面白そうな能力としてGPUが内蔵されるらしい、というのを上げたいと思います。ただし、実現したとしてもAPUのような性能はなく、昔でいうところのチップセット内蔵並みの「映るだけ」性能となりそうです。これはやはり昨今のグラボの高さに加え、AMDが低価格向けGPUを現状ほとんど製造しておらず、「CPUの性能は欲しいけどGPUの性能は必要最小限でいい」というビジネスをターゲットにしてRyzenを展開することを前提とした機能が必要になるからでしょう。CPUよりAPU派なわたしですが、これで低TDPモデルが出るのならAPU前に買ってもいいかな?とは思うのですが、当然ながらGPUはRDNA2となり、Fluid Motion Videoが搭載されることはないでしょう、さすがにそうした高性能を期待してはいけないと思いますが。
Zen4はTSMCの5nm製造される予定だそうですが、5nmのラインはApple.incを優先しているのでAMDは後回しにされ、十分な数が確保できない可能性があります。そもそもTSMCの製造の優秀さを示したのはAMDのRyzenですがそれゆえに他の注文が増えてAMDが新製品を作れなくなるとしたらこんな皮肉な話もありません。
と、来年はいろいろ買い替えの必要が起こりそうです。それらを店頭であーだこーだ悩みながらの買い物がしたいので、夏ごろには気軽に東京に行けるようになったらいいな(春も予定していたのですがちょっと雲行きが怪しくなっていますので)、と願うばかりです。
今年もお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
すっかり録画界隈は退潮ですね。friio出たらレビューお願いします。
PPGAのピン曲がりだとまだなんとかできそうですけど、LGAはやはり難しいですか。まだLGAでトラブルをやったことはないですが毎回ビクビクしながらやってます。
Friio・・・出ればいいなぁと思ってますけど。やはり半導体不足が響いているんでしょうか。
>(12月29日)の22時台
ここの年末は大体29日締めで書いてる気もしますが
最近のpCは出来ることは変わらないのに高いので納得できるまで私は待ちです それまでは前世紀遺物ガソリンツーバーナーで遊びたい基本設計100年変わってないなんてすごいよね それでも何故かステンレスモデルは出ない不思議w
転売屋の買い占めもありますし、そこまでPS5売れてないような。買って4k使いたくてもゲーム用ディスプレイの方がいいんじゃないでしょうか。
大晦日はいろいろあるので29日に書いて30日に閉めるのが通例ですね。
やはりガソリンの爆発力は強力なので安全性を考えると素材を変更できないんじゃないですかねぇ。