読書とかいろいろ日記

読書日記を中心に、日々のあれこれを綴ります。

『女殺油地獄』

2011年07月03日 | 日記
シネマ歌舞伎『女殺油地獄』を見てまいりました。
一度は見てみたかったので。

うーん。
これはやっぱり文楽で見たほうがよかっただろうなあ。
いつかは見たいと思っているけど。

歌舞伎というもの、私には歌舞伎役者への思い入れがからきしなのが敗因だろうと思うのだけど、どうにも魅力的に思えない。
どう贔屓目に見ても50以下には見ようがない厚塗り女形を、色気のある27歳と言われても、むりでしょう…。

油塗れになって逃げ惑うお吉、追う与兵衛。
まるでドリフのコントのようにすてーんとすべる様子はぜんぜん地獄絵に見えなくて、がっかり。


文楽ではどう表現するんだろう。
大夫の浄瑠璃もさぞめし見事であろう。
ああ、文楽見たい~~~。




ところで、歌舞伎の女形のえびぞり、あれってつまり、文楽の後ろぶりですね。
もひとつところで。歌舞伎の子役の棒読みは、ああいう風にしなくちゃいけない決まりなんですか? 様式美?

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