基本を覚える「写真の命は人差し指」初級編!
写真の命はシャッターです。そして人差し指がうごくか。
被写体、または偶然による状況に対応するには、目が重要ですが、
指が動くか。目が判断して脳に伝える。脳はすばやく指に伝える。
そして指を動かす。この一連の流れが出来てないと、
シャッターチャンスを逃します。
さらに重要なのは被写体に対して、写す前準備です。
どういうシャッタースピードを選ぶか。ここが写真の50%決めます。
初心者はカメラのプロにまかせるしかありませんが、
上達したら自分で決めないと、写した写真にはなりません。
それほどシャッタースピードは重要なんです。
コンパクトデジカメが出てきた当初は、シャッタースピードが、
なくなってしまいました。技術者は撮影者ではありませんから、
大事さを知りません。機能優先です。
それでシャッターチャンスなど関係なく、写ればいいんです。
これが、写した写真でなく、写った写真になるわけです。
シャッタースピードが、どこにあるかわからないカメラは、
使い物になりません。上達しようと思ったら、
瞬間にシャッタースピードが動かせる、一眼レフに進んでください。
戦前までのカメラは、1/125位しかありません。
昭和30年代になって、1/250、1/500そして1/1000が、
出てきました。それらが高級カメラと言われる所以です。
極端な言い方ですが、シャッタースピードが、
1段(スピード)早くなると、値段が倍になります。
1/2000、1/4000など、さらに時代が後になって出てきました。
しかし、多くの撮影者を見てると、絞り優先を使って写してます。
これはもったいない。高級カメラを使う必要がないです。
コンパクトデジカメは画素数も大きいし、きれいに写るから、
コンデジで充分です。
さらに、高速シャッタースピード使ってると聞くと、
ほとんどの人が1/500以上使ったことがないと。答える。
これはもったいないです。
極端な言い方をすると、使い方を知らない。
写真は、シャッタースピードが命ですから、
出来上がりも変わって来ます。
撮影者の意図で、シャッタースピードを決定して、
出来上がる表現を想像して写します。
熟練者になれば、どういう写真が出来上がるかわかっているから、
瞬時にシャッタースピードを選びます。
決定的瞬間を写そうと思えば思うほど、素早い操作が必要です。
被写体は待ってくれません。
風景を写すにも、同じように見えると思っているでしょうが、
5分たったら、変わってきます。
花の撮影でも、見た瞬間、これだと思っても、
操作が遅いと、被写体にあたる光が変化してしまいます。
夕日が水平線に落ちる太陽を見てればわかります。
あっという間に沈んでしまいます。
いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
カメラで写す楽しみも、そのひとつ。
写真は、カメラに慣れることです。
余分なものは、ほとんど使いません。感度とシャッタースピード。
コンデジの場合は、大事なシャッタースピードが、
どこにあるか、すばやく操作できないのが欠点です。
それでカメラのプロにおまかせです。
いちいち探してたら、時間がかかるし、大事な被写体がなくなります。
コンデジの良さは、速写性です。見た瞬間に、もう指が動いてます。
Vサインをしてる写真を写すカメラではありません。
素晴らしい写真が写せます。カメラは道具ですから、使い方次第。
箸の持ち方と同じです。箸が上手に使える人と、
下手な人に似ています。同じ箸です。同じコンデジです。
Vサインを写すならガラゲーで充分です。