花と写真に興味、わからない!教えて!

花の楽しみ方。きれいな花、珍しい花、名前がわからない花など、
また、あなたが感じる感性、写す表現の写真基礎知識。

コンデジ基礎知識「写真の命は人差し指」初級編!

2017年11月16日 | 撮影初級編
基本を覚える「写真の命は人差し指」初級編!


写真の命はシャッターです。そして人差し指がうごくか。
被写体、または偶然による状況に対応するには、目が重要ですが、
指が動くか。目が判断して脳に伝える。脳はすばやく指に伝える。
そして指を動かす。この一連の流れが出来てないと、
シャッターチャンスを逃します。

さらに重要なのは被写体に対して、写す前準備です。
どういうシャッタースピードを選ぶか。ここが写真の50%決めます。
初心者はカメラのプロにまかせるしかありませんが、
上達したら自分で決めないと、写した写真にはなりません。
それほどシャッタースピードは重要なんです。

コンパクトデジカメが出てきた当初は、シャッタースピードが、
なくなってしまいました。技術者は撮影者ではありませんから、
大事さを知りません。機能優先です。
それでシャッターチャンスなど関係なく、写ればいいんです。
これが、写した写真でなく、写った写真になるわけです。

シャッタースピードが、どこにあるかわからないカメラは、
使い物になりません。上達しようと思ったら、
瞬間にシャッタースピードが動かせる、一眼レフに進んでください。



戦前までのカメラは、1/125位しかありません。
昭和30年代になって、1/250、1/500そして1/1000が、
出てきました。それらが高級カメラと言われる所以です。
極端な言い方ですが、シャッタースピードが、
1段(スピード)早くなると、値段が倍になります。

1/2000、1/4000など、さらに時代が後になって出てきました。
しかし、多くの撮影者を見てると、絞り優先を使って写してます。
これはもったいない。高級カメラを使う必要がないです。
コンパクトデジカメは画素数も大きいし、きれいに写るから、
コンデジで充分です。

さらに、高速シャッタースピード使ってると聞くと、
ほとんどの人が1/500以上使ったことがないと。答える。
これはもったいないです。
極端な言い方をすると、使い方を知らない。

写真は、シャッタースピードが命ですから、
出来上がりも変わって来ます。
撮影者の意図で、シャッタースピードを決定して、
出来上がる表現を想像して写します。
熟練者になれば、どういう写真が出来上がるかわかっているから、
瞬時にシャッタースピードを選びます。

決定的瞬間を写そうと思えば思うほど、素早い操作が必要です。
被写体は待ってくれません。
風景を写すにも、同じように見えると思っているでしょうが、
5分たったら、変わってきます。
花の撮影でも、見た瞬間、これだと思っても、
操作が遅いと、被写体にあたる光が変化してしまいます。
夕日が水平線に落ちる太陽を見てればわかります。
あっという間に沈んでしまいます。



いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
カメラで写す楽しみも、そのひとつ。

写真は、カメラに慣れることです。
余分なものは、ほとんど使いません。感度とシャッタースピード。
コンデジの場合は、大事なシャッタースピードが、
どこにあるか、すばやく操作できないのが欠点です。
それでカメラのプロにおまかせです。

いちいち探してたら、時間がかかるし、大事な被写体がなくなります。
コンデジの良さは、速写性です。見た瞬間に、もう指が動いてます。
Vサインをしてる写真を写すカメラではありません。
素晴らしい写真が写せます。カメラは道具ですから、使い方次第。
箸の持ち方と同じです。箸が上手に使える人と、
下手な人に似ています。同じ箸です。同じコンデジです。
Vサインを写すならガラゲーで充分です。



コンデジ基礎知識「写すポイント」初級編!

2017年11月16日 | 撮影初級編
基本を覚える「写すポイント」初級編!



カメラの選び方は重要です。
カメラがプロですから、どのプロを使えば上手に出来るか。
知り合いが持ってるから、勧められたからでは問題です。

スマホの小さなレンズでも、よく写ります。
最初は、目的を持ってください。
フェースブックに載せたいから、旅行に持って行きたいから、
家族の写真を撮りたいから、花を撮影したいから、
デートに使うから、コンテストに応募したいから、
写真展をしたいから、記念の写真をプリントしてあげたいから。

今は画素数(解像力)が大きいから、全てをカバーできます。
しかし、撮影は写すことです。ただ写ればいいやは除外して、
少しでも目的に向かって上達したい人は、
全てをカバーするカメラはありません。使い分けてください。
食べるのと同じように和食、洋食、中華と同じです。
出された料理も、食べ方も、食べてる味も、全然違います。
用途に応じてカメラを選んでください。



デジタルカメラは、非常にきれいに写ります。
スマホでも、コンデジでも、すべてカバーできます。
それは上達した人の話です。
初心者が使えるのはSNSに載せる位です。。
再現が小さいからで、大きなサイズにしたら、
表現の良し悪しより、ボケてる、ブレてるになります。

その理由はカメラの持ち方によります。
光学ファインダーがなくて、額に密着してません。
それでも明るい日差しなら、プロが選んで大丈夫です。
写すときに見る電子ファインダーは、目安でしかありません。

次に少し上達したら、感度(ISO)を上げること。
ISO800位に常時しておけば、ボケ、ブレは解消します。
ただし、夏の明るい砂浜などでは、ISO100にしてください。

上記のような使い方をすれば、目的は、ほぼカバーします。
次は表現です。
全てをカバーするには無理があります。
写真展やコンテスト応募なら、一眼デジカメが基本です。
その他は、ほぼすべてカバーします。
あとは表現が上手く出来るかは、写すあなた次第です。

これは誰にでも言えることですが、
見えてるようで、見えてないで写してしまう。
それは画面が小さいのと、気づきが欠如してるから。
それには沢山写して、パソコンで見る習慣にしましょう。



いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
カメラで写す楽しみも、そのひとつ。

押せば写るからと言って、満足しないでください。
写した写真を大きくして、どこが悪いかを見つけてください。
悪い部分があれば、直すことです。

最初は、カメラを両腕で動かないように固定してください。
この動作に慣れれば、ボケ、ピントは、ほぼなくなります。
次が、シャッターを押したら、すぐに動かさないでください。
カメラを同じ位置で固定していてください。
コンピュータが、まだ考えています。しばらくすると完了に。

特に、室内、夕方、夜景は、覚えておいてください。
夜景などは2~3秒かかります。シャッターの閉まった音が、
聞こえるといいですが、電子は聞こえにくいです。
量販店で使いやすいカメラを見つけてください。

何年後かに、あなたは人生変わったと。
花とカメラのある素晴らしい、楽しい生活で
人生を送ってください。
花を手で採るより、写真で撮りましょう!
写真家 高橋克郎より。


花の撮影「お天気次第で仕上がりが違う」初級編!

2017年11月16日 | 撮影初級編
写す楽しさ覚えよう「お天気次第で仕上がりが違う」初級編!



カメラは道具です。写すのは、あなたです。

花の撮影は、お天気次第。
ピーカン(タバコのピースの50本入り缶の包装紙の色。
戦後、高級タバコが吸えるのは映画監督くらい。
そのタバコの包装紙の色と青空が同じだから、
撮影時に青空をピーカンと言ってた)だと光が強すぎて、
コントラストがつきすぎてしまう。

一番よい条件は薄曇り。
空に薄いカーテンの遮光を引いたように、
光を柔らかくしてくれる。
雨の日は、まったくダメ。だが狙いは「しずく」などある。
「しずく」も翌日のほうがいいが、
いろいろ自分の考えで条件にあえば、写したほうがいい。



写真は、お天気次第。
しかし予定してるのを変更できない。
お天気10日間予報を見て、出来るだけ予定を立ててください。

お天気次第で、写真の出来上がりが違ってきます。
いつでも完璧はありませんが、
出来れば最高の写真にしたい。と思うのではないでしょうか。
最高の写真も出来にくい。60%出来れば良しと。

写したじゃなく写った写真で、自己満足じゃ上手くなれない。
自分が写したい、表現したいに変わらないと。
それには一眼デジタルカメラを使わないと出来ません。

コンデジは、その前の入口です。
一眼コンデジを買うならキャノン キスです。
コンセプトが最初から一貫してます。
さらに、オートフォーカスになって、野球の3塁ベースから、
ホームに向かう選手を3コマを撮影出来ます。

企業の命運をかけて最初に開発したミノルタは出来ません。
後発の一番遅れたニコンも出来ません。
モデルチェンジが激しい中で、
カメラのコンセプトができてるのはキャノンだけです。



いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。写真も、そのひとつです。

写真は、お天気次第です。
どんなに上手く写そうとしても、条件が悪いと無理があります。
それでも開花時期がありますから、花が待ってくれない。
時間に余裕のある人は、いいですが、
なかなか時間がない人ばかり。

ある程度条件が悪くても、写してください。
写した写真を見て、良かったか、悪かったか、
判断材料にして、次回に挑戦してください。

また判断ができなければ、
たくさん写して練習してください。
自己満足にならないようにしてください。
頑張って楽しんでください。


コンデジ基礎知識「写真はDPEが基本」初級編!

2017年11月16日 | 撮影初級編
基本を覚える「写真はDPEが基本」初級編!



フィルム時代には、街の中で、どこでも見る看板「DPE」
今は、すっかりなくなって、死語になってしまった。

D=Develop(現像)(フィルムをネガ、ポジにして画像再現)
P=Print(焼付)(印画紙にフィルムを並べて焼付、ベタ焼き)
E=Enlargement(引伸し)(いろいろな大きさにして焼付ける)
の頭文字を並べたDPE.

そしてデジタルの時代が到来。
今までは銀粒子の大きさの点で、画像が構成されていたのが、
小さな四角の目の中に、情報を詰め込んだ点で、画像構成。
考え方は、まるっきり違います。

フィルムを媒体に見えない画像(潜像)を現像によって画像にしてたのが、
写した見えない潜像を電気信号で、フラッシュメモリーに焼付けてしまう。
再現も電気信号で、液晶画面やパソコンに表示になって、
カメラの考え方も、まったく違うものになってしまった。



フィルムの時代に、スライド(ポジフィルム)は、
一般に現像するのが難しいですが、白黒フィルムは簡単に出来ます。
小学校5年に、押入れ暗室です。そこから現在に至ってます。
フィルムを現像タンクに入れて、現像液を入れて、
数分間回転して、ムラができないようにします。

現像タンクがない時代は、皿現像です。
陶器で出来たお皿に、数センチの現像液が入る深さの器で、
真ん中に芯棒がついています。ここをくぐらせフィルムの両端を持って、
上下に交互に引き上げて現像します。

出来上がっても、ネガ(実際に見た世界が反転してる)ですから、
画像を見てもわかりません。
出来上がったフィルムをベタ焼きします。これで印画紙に、
初めて実際に見た世界がわかるんです。

その中から、大きくする画像を選んで、引伸しをします。
ここが一番面白いところです。
引伸し機にフィルムを挟んで拡大サイズにして、ピントを合わせ、
焼付け時間を決めて、焼いた印画紙を現像液に入れる。

白い印画紙に画像が、だんだん現れてきます。
そこで、初めて写した写真の善し悪しに感激します。
また、引伸しの焼付が一番難しい部分です。
現像所のプロが存在した時代です。

ネガフィルムの濃度(濃いか薄いか)を見て、絞りで調節、
露光(光を当てる)時間を決める。
ベテランやプロならば瞬時で判断できます。
経験とカンが必要になります。ヘタが焼くと写真になりません。

ポジフィルムの現像は、時間が長く大変です。
プロの現像所は、自動現像ですが、自分で現像する場合は、
フィルムのサイズのバットに、現像液を入れて、真っ暗な中で、
第一現像に20分間位バットを振動させます。

終わったら電球をつけて反転(ソラリゼーション効果)に、
数分照らします。そして第二現像が1時間以上かかります。
真っ暗な中で現像液のバットを揺すってます。

時間が終わったら、停止液にいれて、次に定着液に入れて、
次に水洗になります。1枚のカラーフィルムを現像するのに、
約2時間かかります。こうして初めてスライドフィルムが、
出来上がります。若い時の経験で時間はうろ覚えです。



いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
カメラで写す楽しみも、そのひとつ。

これから生まれる子供達にとって、フィルムって、なあ~に、
なるでしょう。カメラって当然SDカードでしょう。
写真って、押せば簡単にきれいに写るカメラでしょう。

洗濯に、洗濯板を使ってたのが、全自動になったり、
コインランドリーになったりとは違います。
洗濯がいらないんです。素材の改良で、
洗濯しなくてもよく汚れない、永久素材が現れて来たのと同じです。

こんなに大きな変化で、写真を知らなくても写るカメラ、
どんなに便利になったことでしょう。


花の撮影「写すなら芸術性を狙ってみよう」初級編!

2017年11月16日 | 撮影初級編
写す楽しさ覚えよう「写すなら芸術性を狙ってみよう」初級編!



カメラは道具です。写すのは、あなたです。

カメラを買って好きなように写して、写ったことを喜んで、
いろいろ写したと思います。
それだけで満足しないでください。メモ代わりに写してる人を除いて、
これからが自己主張する道具であり、あなたの感性を磨く場所です。

構図なんて考えなくていいんです。
あなたの第六感が大切なんです。
それより余分なモノが写ってないかの注意が大事です。
構図なんて、被写体(写す対象物)が全部違うから存在しません。
また、光線状態も違うから、構図なんて存在しません。
大事なのは、あなたの第六感です。
それを作るのが感性を磨くことになります。



カメラに触って慣れたなら、思い切ってクローズアップしましょう。
クローズアップ(接近して大きく写す)は望遠にするより、
レンズが一番引っ込んだ状態の方が近寄れます。
自分のカメラが、どこまで近づけるか試してください。

外は反射が液晶ファインダーに移って見えにくいですから、
どこか食事でもした時に、のぞいて見てください。
液晶画面には大きく写ります。そこから目をはずして、
カメラのレンズと移してる被写体の距離をみてください。
1センチですか。3センチですか。
その距離感を覚えてください。

外で花を写すときも、その記憶を頼りに、どこまで近づけるか、
再確認して、花の部分を切り取ります。
これが芸術的な美しい写真になります。
ピンボケもたくさん出来るでしょうから、
枚数をたくさん写してください。



いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。写真も、そのひとつです。

クローズアップの写真が出来ると、
今まで見えなかった世界が見えてきます。
ただ花が咲いてると思ってたのが、
植物の神秘をみて、その素晴らしさを再発見できます。
だんだん写すのが楽しくなるはずです。

液晶ファインダーが反射で見づらいと思いますが、
頑張って楽しんでください。