オリバコヤ

新潟県村上市で折箱屋の4代目として、家業を継ぐ「はこやさん」のブログ
"和風" で "ほっこら" を目指します

ジャポニカロゴス 12/13

2005-12-13 23:58:51 | ジャポニカロゴス
開き直って今日も見ました。





タモリのジャポニカロゴス





今回は漢字の成り立ち。





ワタシ漢字は得意です(=∀=☆)ニヤリ





  大 : 人が手足を伸ばす様子。


  化 : ヒトが2人。右側の人が逆さまになった様子。逆さま→死を意味し、生から死への変化を表す。


  交 : 人の足が交差する様子。


  天 : 人の上にあるモノ。


  立 : 人の下に大地がある様子。


  亀 : 亀の甲羅を上から見た様子。


  蝶 : 葉っぱのように薄くひらひらしている虫。


  鳩 : クックックっと鳴くから 九+鳥(T_T)ナンダカナァ


  鰯 : (いわし)水から上げると、すぐに弱ってしまう魚。


  鰤 : (ぶり)師走の頃においしい魚。


  鰆 : (さわら)初春によく獲れる魚。


  道 : 昔の中国の風習で、新しい道を作ったときは、異民族の首を持ってお払いをしたそうです(怖)





ふぅぅん。フツーに勉強になりました(・∀・)





では、番組中に出題されたむつかしい読みの問題です。全部で10問。あなたは何問読めましたかぁ??





  Q1.雀斑


  Q2.耳朶


  Q3.脹脛


  Q4.蝸牛


  Q5.寄居虫


  Q6.不如帰


  Q7.啄木鳥


  Q8.芥子


  Q9.世間の


  Q10.高齢者への





では、さっそく解答編です。





  Q1.雀斑

    ⇒ そばかす

由来※ そばかすは、江戸時代から見られる語で、読みの「そばかす」と漢字の「雀斑」は、それぞれ別のものに由来する。
読みの「そばかす」は、ソバの実を粉にした後の「蕎麦殻(そばがら)」に似た斑点ができることから、「蕎麦の滓(そばのかす)」で「そばかす」と呼ばれるようになった。
漢字の「雀斑」は、そばかすの斑点が、スズメの羽にある斑点に色や形が似ているため、当てられたものである。
そばかすには、スズメの卵にある斑点の模様に似ていることから、「雀卵斑(じゃくらんはん)」、直射日光に当たる機会が多い夏に増えることから、「夏日斑(かじつはん)」といった呼び方もされる。




  Q2.耳朶

    ⇒ みみたぶ

由来※ 「朶」は垂らすという意味で、耳たぶは「耳の垂れた部分」の意味が語源と考えられる。
太腿のことを「腿たぶ(ももたぶ)」と呼ぶ地方もあり、耳たぶと同じ用法で「たぶ」が使われている。
また、耳朶は「みみたぼ」「じだ」などとも呼ばれる。




  Q3.脹脛

    ⇒ ふくらはぎ

由来※ ふくらはぎの「膨ら(ふくら)」は、「膨らんでいる」「ふっくらしている」といった意味。
ふくらはぎの「脛(はぎ)」は、古く「脛(すね)」をさす語で、膝から下、足首から上の部分のこと。
つまり、ふくらはぎは「膨らんでいる脛」という意味である。
古く、ふくらはぎは「こむら」や「こぶら」と呼ばれており、「ふくらはぎ」という語は江戸時代以後から見られるため、比較的遅い成立であったと考えられている。
江戸時代後期には「ふくらはぎ」が促音化された「ふくらっぱぎ」の語形が見られ、明治初期には「ふくらっぱぎ」が変化した「ふくらっぱげ」という語形も見られる。


  Q4.蝸牛

    ⇒ かたつむり

由来※ かたつむりの「かた」は、「笠に似た貝」「笠を着た虫」の意味で「笠」が語源。
かつての笠は、縫い糸を螺旋状に縫ったため、「貝」の形容ともされている。
かたつむりの「つむり」は、「つぶら」「つぶり」「つぶろ」と同系の貝の呼称で、これらの語系は円い渦巻き状のものに多く見られ、「まいまいつぶり」や「まいまいつぶろ」もこの語系からである。
古く「かたつぶり」と呼ばれており、変化して「かたつむり」となった。
その他、「片角振り・形角振り(かたつのふり)」が転じ、「かたつむり」になったとする説もあるが、有力とはされていない。
漢字「蝸牛」は、かたつむりの別名「かぎゅう」からの拝借。




  Q5.寄居虫

    ⇒ やどかり

これで「やどかり」と読むのは常用外でしょうね。俳句の春の季語で「ごうな」とも読みます。う~ん。どっちも読めません( ̄д ̄;)ムズイ




  Q6.不如帰

    ⇒ ほととぎす

ホトトギスは「ホトトキ」という鳴き声から名前が付いたそうです(・∀・)キイタコトナイヨ



  Q7.啄木鳥

    ⇒ きつつき


石川啄木がペンネームにした鳥ですね。




  Q8.芥子

    ⇒ からし

カラシナの実からカラシを作ります。
" 芥子 " を " ケシ " とも読みますが、こちらは当て字だそうです(けしの花 : ポピー、薬用のケシからはアヘンが取ます)




  Q9.世間の

    ⇒ しがらみ

しがらみ : 打ち並べたくいに、竹や木を横向きにからみつかせて水流をさえぎる仕掛け。まつわりついて離れない状態の意にも用いられる。 <新明解国語辞典より>




  Q10.高齢者への

    ⇒ いたわり


普通はこう書くと思います→ " 労り " 。むつかしい(=_=;)





※印の由来は 語源由来辞典 より





何問読めましたか?





自信を持って読めたのは " ふくらはぎ " くらいでした(泣)





他に、漢字検定ではこんな読みも出題されます。


  過る : よぎる


  課てる : わりあてる


  穫れる : とりいれる


  轄まる : とりしまる


  遇す : もてなす





いやー。深い。深い。





色だけじゃなく、こういうのも勉強せねば・・・。





※テレビで見た内容を覚えている範囲で書いたので、必ずしも一致しているわけではありません。内容としては間違ってはいないはず(o ̄∇ ̄o)/ヤホ

今日は何位かな?? → 

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